東日本大震災被災者支援のひとつとして、カーデザイナーやクリエイターの有志がチャリティ企画を進めています。 発起人はznug design(ツナグデザイン)の根津孝太さん。東北・関東地方が大災害に見舞われるなかで、募金しかできない無力さに悩みデザイナーならではの取組みはできないか。子供たちに元気を与えるような活動としてデザイナーやクリエイターからミニ四駆作品を募集し、展示会などでのチャリティー活動につなげることを思い立ったといいます。 ミニ四駆を題材にした理由については、「自分で考えて作ることの苦労と喜び」「挑戦することの大切さ」を提供することのできるすぐれた教材であるため、とのこと。
さすがプロの仕事! カーボンボディのモデルもあります。
現在、プレ展示がタミヤプラモデルファクトリー 新橋店2F でミニ四駆フェアに併せて開催されています。期間は4月24日(日)まで。そこではすでに集まった10数台が展示されていますが、さすがにプロのクリエイターの作品だけあって、実に精巧でアイデアに富んだ作品となっています。本格的なチャリティ展示などは、追って決定されます。
(会場 タミヤプラモデルファクトリー新橋店
http://www.tamiya-plamodelfactory.co.jp/shimbashi/ )
およそミニ四駆とは思えない作品も…。しかしすべてに深いメッセージが込められています。
そして、今後の活動については
1.ひきつづきデザイナー&クリエイターからのオリジナルミニ四駆作品の募集
2.避難所の子供たちのための展示会・工作教室の開催
3.各地でのクリエイターの作品・子供たちの作品のチャリティ展示会の開催
4.クリエイター作品チャリティオークションの実施
被災地での活動は、避難所の状況をかんがみて内容を検討するとしています。
ミニ四駆をきっかけとして、ものづくりのプロたちと被災地が結ばれることで、被災地に貢献できる可能性はさらに高まるものと思われます。
ツナグデザイン根津孝太さん。
詳細は以下のサイトをご確認ください。(※この企画は(株)タミヤとは関係のない、有志の集まりによるものですので、問い合わせもこちらのサイトを確認ください)
カーデザイナーにできること http://www.mobilabo.net/cdd/plans.html
(MATSUNAGA, Hironobu)