節電、停電で本が売れなくなることが心配です

東京近郊にお住まいで、電車に乗られるかたならお気づきでしょうが、JRや私鉄各路線では、節電のため車内の照明を切っていることがあります。

それで、クリッカーの運営会社である三栄書房は出版社でして、主に自動車の本を作って売るのが商売です。ここで気になるのが車内でこれまでやることといったら、本を読むことが思いつきますが、こうした人がめっきり減ったように思います。

そりゃそうですよね。ときどき、真っ暗にもなってしまう薄暗い車内では読みにくいです。

そうでなくても出版不況とかいわれてますので、いいほうには転ばない気がします。

でも、これをきっかけに電子出版が盛り上がるのでは?という発想もあります。今回の災害でも、携帯端末は安否をはじめ、さまざまな情報収集に役立ったはずです。常に持ち歩く端末で本の内容が得られるのはいいことだと思いました。

だけど、このまま節電をしなければならず、真夏の電車の冷房はやっぱナシなんでしょうかね?

そうすると、自動車で移動する人が増え、都内は渋滞が激しくなることも懸念されます。

なにかよい方法はないものでしょうかね。

(小林和久)

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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