4月3日、エキサイティングカーショーダウンの2日目に当たるこの日は、前日の4月2日に来たお客さんが展示車の中から選ぶ、10ベストが決定し、表彰式が行われました。
と、ここでちょっとした事件が。
大ちゃんこと稲田大二郎さんが今回のコンテストの総評で、いきなり「もう来年はやらない!」っていいだしたんです。
場内、一瞬凍り付いたような雰囲気があったんですが、よくよく聞いてみると、「エキサイティングカーショーダウンをやらない」のではなく、「コンテストをやらない、やる意味がない」と発言したのです。
というのも、10台の中の8台はドリフト車両、しかも何台かはクルマの良さだけでなく、ドライバーの人気で選ばれたのでは?と思われる結果だったと大ちゃんは思っているわけです。
これにはドリキンも「大ちゃん何言ってるんだ。フツウのチューニングカーが2台も入ってると言えるじゃないか」と雰囲気を取り持つものの、大ちゃんは「俺たち(=主催者や出展者)が真剣にやってるんだから、お客さんも真剣にクルマだけをよく見て選んでほしかった」とさらに反論。
ドレスアップではない、走る機能を高めるためのチューニングがドリフトばかりになっている現状をもっと幅を広げたいという大ちゃんの心の叫びだったのでしょう。
ちなみにその後、控え室でお二人が揃ったところで、じゃあ来年からはドリフト部門は別枠にするか、台数を絞るか、などと次へ向けた前向きな話し合いをしていたので、ご安心ください。
(小林和久)