ドリキン土屋圭市と稲田大二郎の意見が対立!?【名古屋エキサイティングカーショーダウン2011】

4月3日、エキサイティングカーショーダウンの2日目に当たるこの日は、前日の4月2日に来たお客さんが展示車の中から選ぶ、10ベストが決定し、表彰式が行われました。

と、ここでちょっとした事件が。

大ちゃんこと稲田大二郎さんが今回のコンテストの総評で、いきなり「もう来年はやらない!」っていいだしたんです。

場内、一瞬凍り付いたような雰囲気があったんですが、よくよく聞いてみると、「エキサイティングカーショーダウンをやらない」のではなく、「コンテストをやらない、やる意味がない」と発言したのです。

というのも、10台の中の8台はドリフト車両、しかも何台かはクルマの良さだけでなく、ドライバーの人気で選ばれたのでは?と思われる結果だったと大ちゃんは思っているわけです。

これにはドリキンも「大ちゃん何言ってるんだ。フツウのチューニングカーが2台も入ってると言えるじゃないか」と雰囲気を取り持つものの、大ちゃんは「俺たち(=主催者や出展者)が真剣にやってるんだから、お客さんも真剣にクルマだけをよく見て選んでほしかった」とさらに反論。

ドレスアップではない、走る機能を高めるためのチューニングがドリフトばかりになっている現状をもっと幅を広げたいという大ちゃんの心の叫びだったのでしょう。

ちなみにその後、控え室でお二人が揃ったところで、じゃあ来年からはドリフト部門は別枠にするか、台数を絞るか、などと次へ向けた前向きな話し合いをしていたので、ご安心ください。

大「来年からもうやめる!」ドリキン「よしなさいって!大ちゃん」

(小林和久)

 

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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