各地に大きな爪痕を残し、未曽有の大震災となっている東北太平洋沖地震。被災地はもちろんそれ以外の各地のライフラインの不安や食料の枯渇など、とにかく大変なことになっています。
それを受けて製造業でも工場の稼働を停止するなど、経済にも非常に大きな余波が届いており、ありとあらゆる面で戦後最大の危機と言える状況が続いています。
そんな中、この春一番の話題のクルマと言われていたフィット・シャトルですが、3月17日の発表が延期されることが決定しました。
ホンダのウェブサイトでは
【お知らせ】
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、早期の復旧をお祈り申し上げます。
3月17日(木)に予定しておりましたフィット シャトルの発表を延期させていただくこととしました。
新たな発表時期については後日ご案内させていただきます。ご了承ください。
なお、3月18日(金)~21日(月)にHondaウエルカムプラザ青山にて予定されていた、フィット シャトル関連イベントについても延期させていただきます
とあります。
リンクはコチラ>>>http://www.honda.co.jp/FITSHUTTLE/new/
ホンダの栃木研究所でも亡くなられた方がいるほか、テストコースの亀裂などで、おそらく新型車を開発や発売そして製造できる状況にないのでしょう。そしてこれは他の製造業にもあてはまることは間違いありません。
また販売店でも営業を見合わせる店舗がでるなど、この余波はどこまで広がるのか検討もつきません。
1人でも多くの方が助かり、復興を果たさなければクルマに乗ることだってできません。
またクルマに乗って楽しめる時が来ることを願って、みんなでがんばりましょう。
(佐藤みきお)