「白いクラウン」ってわかりますか?
これって単にボディカラーと車種を表してるんではないんです。
いわゆる型式まで表現しているんです。
1967年に登場した3代目クラウンMS50系のクラウンのことを指してます。
それまでの乗用車って、ほぼほとんどが黒だったらしく、かつ、運転手付きというのがかなりの数だったそうで、そういうイメージをぬぐい去るため、トヨタとしては白いクラウンキャンペーンをやったことから、のちのちにもその型式を「白いクラウン」と呼ぶようになったらしいです。
なので、このようにクルマの解説に「白いクラウン」と書かれてもちっともおかしくないわけですね。
で、このクルマはさらにパーソナルユースを狙った2ドアハードトップモデル。とってもお金持ちな雰囲気プンプんです。
フェンダーミラーなんかも、フツウはメッキの薄いものが主流でしたが、キチンとカバーされてオシャレです。
ちょっと変わったクルマが欲しいな、というひとにはオススメですね。
(小林和久)