長さが足りない!? いえいえ他はすべてで勝ってます! セレナの広告があまりに直接的すぎる件

クルマの新聞折込広告といえば「ナビがセットでオトクです」とか「限定●台、XXX万円で販売します」とか、お買い得感を煽るのが一般的ですよね。でも、ちょっと……いや、かなり違うのが新型セレナの広告です。なんと、室内の広さを数値入りでライバルと比較しているんです。

比較しているのは、「有効室内長」「室内長」「ヘッドルーム」「ニールーム」「ラゲッジルーム高」「フルラゲッジ時荷室長」の6点。いちばんのポイントは「室内長」でしょうか。もちろんほとんどの項目でセレナが優性なんですが、「室内長」だけはセレナがライバルよりも劣っているのです。なかなか正直でいいですね。ちなみに「A社競合車」とはホンダ・ステップワゴンのこと、「B社競合車」とはトヨタのノアとヴォクシーのことみたいです。

といってもやはり、クルマの優劣は数値だけで測れるものではありませんよね。やはり購入の際は実際にクルマを見比べてから買うことをオススメしたいところです。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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