長崎のドライブスポット・小浜温泉【車中泊女子の全国縦断記】

小浜温泉街の一角にあるお土産屋P
小浜温泉街の一角にあるお土産屋P

小浜(おばま)といえば、アメリカのオバマ大統領フィーバーに湧いた福井県小浜市が有名ですが、長崎県雲仙市にも“小浜”町があります。
ここは『肥前風土記』(713年)に記述されているくらい歴史の長〜い、『国民保養温泉地』に指定されている一大温泉街です。

 

中心地にある、橘湾を一望できる公園『マリンパーク』の駐車場は有料ですが、その隣のお土産屋さん(集合店舗)の駐車場は無料です。
砂利の第二駐車場もあるので、キャンピングカーなどの大型車はそちらに停めるのが無難です。
(もちろんお買い物やお食事することが大前提ですよ!)

お土産屋さんに新鮮魚貝類があるんじゃないかなと期待していたのですが、生け簀がなくて加工品ばっかりでした。無念。
でも念願の『からすみ』は購入!

長崎と言えば『ちゃんぽん』ですが、ココでは海鮮具沢山の『小浜ちゃんぽん』が有名。
また、びわの産地でもあるので、びわ製品も多いです。

 

『小浜マリンパーク』の足湯『ほっとふっと105』
『小浜マリンパーク』の足湯『ほっとふっと105』

小浜温泉の源泉温度は105℃、熱量世界一!
1日の湧出量15,000t!
『小浜マリンパーク』の足湯『ほっとふっと105』は長さ日本一!
ナトリウム塩化物泉なので身体の芯から温まり、塩分が汗の蒸発を防ぐので湯冷めしにくいのだそうです。

 

 

 

 

 

 

温泉蒸気窯
温泉蒸気窯

温泉の蒸気で蒸す“窯”も設置されています。
温泉玉子は言わずもがな、トウモロコシやジャガイモなど“茹でる”より“蒸す”方がほっこりこくほくに仕上がり、栄養分が凝縮されて旨味も増します。
是非、お試しを!

 

あちらこちらから温泉の蒸気が立ちこめる様は、まさに古きよき温泉街。
眼前の橘湾は夕陽スポットでもあり、多くのホテル・旅館の客室や露天風呂が海に面して建てられています。
共同浴場の入浴料は、大人でも¥150〜¥300とリーズナブル!

歴史ある温泉街をぶらぶら散策したり、海と温泉街を俯瞰する『とけん山公園』からの眺望を楽しんだり、島原半島をドライブするなら小浜は外せません。

(松本しう周己)

【リンク切れ、画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/2011/09/24/64089

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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