1週間程でニュルブルクリンク24hレースについて紹介してきましたが、いよいよ今日からレース本番です。スケジュールはこちらから。
MINI Challenge / SEAT Leon Supercopa /Renault Race Festivalはワンメイク…といいつつ3のメーカー・車種が入り乱れてのレースや、1970年代迄のヒストリックカーで争われる3時間耐久レース等、サブイベントも充実していますが、いかんせん表記もアナウンスもドイツ語。そこで、困った時の携帯電話ですが、docomo/au/SOFTBANK携帯各社ともドイツをカバーしていますので、3G世代機以降ほとんどの機種が簡単な設定変更で使えるようです。(念の為に対応機種はメーカーサイト等でご確認下さい)スマートフォンならWeb等で情報の確認も行えますね。
食べ物はたくさん売店があり、楽しめます。
その中でも、Currywurst(カリーヴルスト)がお勧めです。カレー味のソーセージというかカレーソースの掛かったソーセージが多い様です。実はワタクシ、売店でメニューを上手く読めず、思い余って直前でカリーヴルストをオーダーした人を真似て指さしでオーダーしました。そうしたら、角度が甘かった様で「フライドポテト(えらい山盛り)だけ」を食べる羽目になりました。ええ、文句なんて言えません。きっと指差しましたとも。その上のフレンチフライを。…山盛りのポテト美味しく頂きましたよ(涙 皆さんは勇気を出して「声出し」で注文しましょう。
ニュルブルクリンクは とっても長い…はもはや説明不要ですが、応援しているクルマの写真を撮りたい時、普通のサーキットの様にじっと待ってればいいと云う訳にはいきません。25kmのコースでは車は簡単に帰ってきません。
レースラップでは9~12分前後。うっかりその周回を見逃すとざっと20分後。24時間走ってくれてもチャンスは200回そこそこ。そこで、あると大変助かるのがインターバルタイマー。ラップを確認したら少し短い間隔でセットしましょう。アラームが鳴ったら構え/撮影準備です。徐々に前倒しにずれていきますが、恐らく1~2時間おきにピットイン/給油をしますので、いずれにしてもリセットは必要になります。
ニュルではサーキット外とパドックを繋ぐトンネルの出口に「RING of FAME」とでもいうべきドライバーやライダーの名前が刻まれたモニュメントパネルがあります。
サーキットのレイアウトをかたどった中は往年の名ドライバー・ライダーの名前が並びます。アイルトン・セナを頂点にP(フィル).ヒル、N.ラウダ、J.チェコット、J.ビルニューヴ、E.ローソン、V.ロッシ何て名前も。
セナはF1ではニュルを走っていませんが、生涯唯一のGr.Cレースをニュルで経験しています。LEXUS LFAでエントリーする木下隆之選手がかつて「ここに自分の名前を載せる」といいました。今年こそ達成に期待したいです。
また、サーキットの周囲にはモニュメントも沢山あります。FANSHOPの傍にはファンジオの銅像。パドックにはフォン・トリップスの銅像。
セナやエンツォ・フェラーリを讃えた物もありました。くまなく歩いて、探すのも楽しいですよ。
さて、日本人の参加者を沢山紹介してきました。アマチュアレーサーを看板に走っているモンキー後藤選手や純粋プライベーターの方々が、他にも数多くいらっしゃいますが、最後にはこのレースにオフィシャルサポートとして携わっている日本人、三浦健史氏を紹介します。
2002年に某チームの通訳兼コーディネーターとしてニュル24hに関わり始め、以後毎年ニュル24時間レースへのコーディネイトを経験し、2008年からニュルブルクリンク24時間レース主催者「ADAC Nordrhein e.V.」の「世界で唯一の公認コミッショナー/コーディネータ」となり、現在に至る…そうです。ラリージャパンの時などはBPフォードチームの現地コーディネイターを担当されるそうです。趣味はビールを飲む事(公式サイトより)で、以前は「ビールの注文は12か国位で出来る」と話されていました。日本人に限らず各国のエントラントを支えています。充実の一杯は日曜日の16:00チェッカー以降でしょうが、頑張って頂きたいものです。
三浦さんの「ニュルブルクリンク24時間レース情報サイト」はこちらから http://nurburgring.jp/index.html
(川崎BASE)