埼玉県にあるコース全長1112mのミニサーキット「本庄サーキット」に日産リーフがこつ然と登場。フリー走行枠で全開走行を繰り広げた……。 これは、ブレーキやサスペンションパーツで有名なエンドレスが自社で入手したリーフを試験的に走らせたという話。その現場に”本当に”偶然居合わせたライターが撮影に成功したのが、この動画と画像。
開発車両といっても現時点ではブレーキパッド以外はノーマルで、タイヤも純正のエコタイヤ(BS・エコピア)という状態。それでもベストラップは53秒半ばというから、ここ本庄サーキットにおける過去のラップタイムと比較すれば1.8Lガソリン車と同程度の速さがあるといえそう。
ちなみにサーキットアタックを行なったエンドレスの開発ドライバー氏によれば「コーナーの旋回はそれほどでもないけれど、立ち上がりが鋭いから速さを感じる」とのことで、タイヤ次第ではかなりのタイムアップが期待できること間違いなし?
ともかくリーフは意外にサーキットをきっちりと走ることができて、そこそこ速いというのが現時点での評価となりそう。
もっとも30分あまりを全開走行した後にバッテリーが切れ、キャリアカーに載せられて去っていく後ろ姿は電気自動車の現実~航続距離の短さ~を感じさせるものではありましたが(苦笑)
(山本晋也)