切れたらパニック! スマートキーの電池を長持ちさせる方法

最近の乗用車では各メーカーが採用が拡大されつつある、スマートキー。

携帯しているだけで、エンジンを掛けたり施錠したり大変便利なエントリーシステムですが、先日我が家のレガシィのスマートキー本体の電池が切れ、逆に大変不便な思いをしました。

車両の使用頻度により個人差はありますが、今まであった、キーレスエントリーシステムではリモコンのボタンを押した時だけ信号を発信するため電池の寿命も毎日乗っていても3年以上無交換でしたが、このスマートキーに変わってからはキー本体がボタンを押さずとも、車両を探すため微弱な電波を出し続けているので、週に1回しか乗らない今でも電池は2年しか持ちませんでした。
仕組みとしては、携帯電話が圏外の時に基地局を探すため電池の消耗が早くなるのと同じ原理。

ですから、殆ど車と接触する機会の少ないスペアキーの方が先に電池が無くなることが多いようです。

ちなみに、電池が切れた時は当たり前ですが、ドアの解錠が出来なくなります。
仕方がないので、スマートキーに内蔵されているメカニカルキーで解錠しますが、この場合スマートキーで施錠すると、自動的にセキュリティが作動しますので、メカニカルキーで解錠すると、セキュリティが発報します。

車内に入りエンジンを始動しようにも、プッシュボタンを押してもポーンと音が鳴り、スマートキーがありません表示。
これも電池が切れた際のエンジン始動の手順がありますが、ポケットに入れたままボタンを押すだけの通常始動に比べると手間のかかる動作。

スマートキー装着車にお乗りの方はガレージでセキュリティを発砲させたまま右往左往しないように、マニュアルを確認する事をお勧めします。

僕は1回の始動でイヤになり、すぐさまコンビニに行くもレガシィのスマートキーに使われているCR1632と言う電池はなかなか売っておらず、家電量販店へ。

ちなみに買い置きをする場合、乾電池の寿命は保管している物で2.3年は新品同様の性能を維持するそうです。但し車内など高温な鳴る場所への保管は避けるようにしないといけません。

以前は鍵穴にキーを差し込んで、解錠したりエンジンを掛けたりが当たり前だったのに、慣れてしまうと普通な事が不便に感じる恐ろしさを久しぶりに痛感しました。

(井元貴幸)

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