ジャカルタにはバジャイ(BAJAJ)という三輪車が走っています【インドネシア自動車事情】

バジャイ(BAJAJ)はインドネシアの3輪タクシー。

手前のはヘッドライトをカスタマイズしているバージョンでしょうか。後ろのヤツが一般的です。

元々はインドのバイクメーカーがイタリアのPIAGIO社から3輪車のライセンス生産を始め、それがインドネシアにも流入して根付いた歴史があるようです。

元々庶民の足として普及したようですが、現地のかたに聞いた感じではほとんどが観光用で、タクシーより快適でないのはもちろんですがボッタクられたりすることもあり、日常の足としてはそれほど機能しなくなったんじゃないか、とのことでした。

ちなみに、こちらは実用してる感じですね。

タクシーではないと思いますので、乗らないようにしましょう。

 

 

3輪タクシーといえば、日本ではタイのトゥクトゥクが有名な気がします。

ですが、これはストレッチリムジンなので、こちらも庶民の足ではないでしょう。

 

そして、こちらが先日発表された我が日本の光岡「雷駆(ライク)-T3」です。

発表の場で、アジア諸国には3輪車が庶民の足として、また日常の運搬業務にとても活躍しています。なので、日本でも・・・というようなことが述べられていたと思いましたが、いまさら東南アジアの3輪車を真似するのか、そもそもそっちも減少傾向にあるんだけどな、と思いました。

(小林和久)

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この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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