独占公開! Forza Horizonに登場するあのクルマたち!【Forza Horizon Car line up!】

Forza Horizonに登場する憧れのスーパーカー、スポーツカーたち。ここでは、先駆けてその登場車種を随時紹介する。

・2005 Ferrari FXX
世界一高価なトラックデイ・カーであり、レースに出場することも公道を走ることもできない様々な制約にがんじがらめにされてながらもこのクルマのハンドルを握りたいと思うドライバーが沢山いるスーパーカーだ。Enzo をベースに、エンジンの改良およびボディの高度な調整が行われたモデル。リアスポイラーはコースの状態に合わせて調整可能。FXX は、どんな場所でも注目を浴びること間違いなしの車である。ただ、文字通りの「跳ね馬」なので下手にカッコつけようとすると悪い意味で人々の注目を浴びてしまう。クルマとドライバーに信頼関係ができないと決して操ることは出来ない。

・1984 Ferrari GTO
外観こそ、往年のTVドラマ『私立探偵マグナム』で主人公が乗りこなす 308 GTB に意図的に似せられているが、中身は完全なレーシングカーである。トレッド幅は広く、2.8L V8インタークーラー付きツインターボを搭載し、最高速は時速 186 マイル(297km/h)のポテンシャルを秘めている。グループ B が廃止されたことにより、実際にレースで走行することはなく、製造された 272 台は市販された。日本には僅か1台しか正規輸入されなかった幻のクルマだ。このGTOはエンツォ・フェラーリ最後の作品とも言えるF40の礎となったのだ。

・1995 Ferrari F355 Challenge
フェラーリはどの車も「速さ」を追求しているが、355 Challenge がサーキット走行のために製作された車だということは、ステアリングを握った瞬間に分かるだろう。アクセルを軽く踏み込んで贅沢なエキゾーストノートを味わってから、ギアを 1 速に入れて跳ね馬を発進させよう。ギアを上げる度に体の中に広がる歓びは大きくなるだろう。そしてF355 Challengeはフェラーリのエントリーモデルとして最高のクルマの一台だ。

・2010 Lexus LF-A
LF-AはLexusというブランドを再定義し、同社を高級車ブランドではなく、スーパーカー・メーカーの領域まで高めた。LF-Aのスーパーカーとしての特質は日本車であるということにあらず。官能的な高いパフォーマンスを誇る1つ1つ匠の手によって組み立てられるヤマハ発動機製4.8L V10エンジン、「音楽」のヤマハがこだわったエキゾースト音、投入された最新技術のあわゆる要素が LF-A の特質となっている。

・2012 Jeep Grand Cherokee SRT8
6.4L HEMIエンジンを搭載した Jeep。オンロードでも、オフロードでもアクセルを踏み込む量に応じた興奮を得られる。Cherokee の最上位車種で、Jeepの名に恥じない路面の状態を問わず安定した走行が可能。車内空間の広さも突出している。決してオンロードも遅いわけではなく、軽量化を施すなどすればライバル達の脅威のクルマになりうるだろう。

・1965 MINI Cooper S
サイズこそ小ぶりだが Mini Cooper S は、サーキットで高いパフォーマンスを発揮し、より大型の車と渡り合ってきた。そのかわいらしいデザインは人気が高く、パフォーマンスの高さは特筆すべきものがある。この前輪駆動車は、路面の状態を問わずヤモリのようにしっかりと路面をとらえ、街中でもサーキットでも期待通りの動きを見せる。チューニングとテクニックがうまく噛み合えばミニが世界有数のスーパーカーの前を走るというシュールな映像が現実のものとなるかもしれない。 

・2011 Bugatti Veyron Super Sport
Veyron Super Sport はスーパーカーの中でも突出した孤高の存在だ。ただでさえ世界最速レベルの Veryon に満足できないオーナーのための一台が SS モデルだ。約3億円のスーパーエグゼクティブプライスを掲げる SS モデルの最高速度431km/hと狂気の1200馬力がスピードへの渇きを満たすことがないのなら、レース用の航空機に手を出すしかない。Festivalのハイウェイで最高速を出した時の快感は何物にも変えられないだろう。

・2010 Ferrari 599XX
Forza Horizon Festival現チャンピオン、ダリウス・フリントの愛車。歴代の数々のマシンを凌駕するパワーを誇るレーシングカー。サーキット専用に設計された 599XX は F1 マシンで培った経験と技術を導入してデザインされ、数百時間におよぶ風洞試験を経て製作された。初代XXモデルのFXXを凌ぐパフォーマンスを持っている。一度耳にしたら忘れなれない V12 エンジンの響きを堪能しよう。公道レースに持ち込むのはいささか反則ではないかと感じてしまうほどの速さだ。しかし一度ハンドルを握った瞬間からそんな批判はV12サウンドに掻き消される。

・2011 Lamborghini Gallardo LP570-4 Superleggera
自動車産業の歴史において、もっとも長い名称を持つマシンかもしれないが、名前負けすることはない。ランボルギーニにとっては、快適なドライビング体験を実現するために最適化された最初の全輪駆動のマシンである。車名を口にするには時間がかかるが、名前以外はスピードのかたまりのようなマシンだ。ベースモデルから70kg軽量化され、車名の通りの最高出力570馬力を発生する。グループ会社のアウディのハイパフォーマンスモデルR8GTと比較されるが、過激さでは一歩こちらの方が上か。

・1992 Bugatti EB110 Super Sport
時速200マイルオーバーの世界へようこそ。611馬力を発生する3.5L V12クワッドターボ ミッドエンジンの全輪駆動のマシンは、スピードとスリルを味わいたいドライバーにとって魅力あふれる車である。F1 ドライバー、ミハエル シューマッハが購入したことでも知られる。Forza Horizonで君のマシンになることをどこかで待ち望んでいる。

・2012 McLaren MP4-12C
加速力において、マクラーレンが他のメーカーを長きにわたり圧倒していたことは、マクラーレンのオーナーにとって言うまでもないことだろう。MP4-12C が誇る3.8L V8ツインターボエンジン(エンジンブロックのベースは日産製)のパワーと0-100km/h加速3.1秒、最高速330km/hというパフォーマンスは、アクセルを軽く踏んだだけで、いかなる制約をも霧散させてしまう。あらゆる面においてホンモノであり、走行中に退屈するような事態に陥ることはありえない。それは幾度とF1タイトルを掴みとったマクラーレンのクルマづくりの絶対の掟である。

・2010 Maserati GranTurismo S
Maserati GTS に乗りこめば、バランスよく洗練されたインテリアに圧倒されるだろう。その走りを体感すれば、今度はインテリアではなく、驚くべきパフォーマンスに驚愕するだろう。フェラーリ製V8エンジンは回転数 7,500 rpm を可能にし、その感応的なエキゾースト音は聞き飽きることがない。フェラーリとはまた違う高貴さを持っているのでそれに相応しい走りをすることが勝利の鍵と言えよう。

・1958 Aston Martin DBR1
シートベルトが存在していなかった時代の伝説のマシン DBR1。スピード、パワー、パフォーマンスの 3 要素を具現化した車であり、現在では伝説のドライバーと呼ばれる者達に数々の栄光をもたらしてきた。1958年に製作されたDBR1/3はニュルブルクリンク1000kmレースで優勝している。もしOne-77のオーナーなら並走させた写真を収めると良いだろう。

・2010 Aston Martin One-77
One-77を乗りこなすのは容易ではない。そもそも入手すら容易ではない、車名の通り、世界で77台しか生産されていない(うち7台は”Q”というスペシャルモデル)。 7.3L V12エンジンが生み出す760馬力というパワーに耐えられる肉体を持っている必要がある。アルミニウム製の特製ボディとカーボンファイバー製のモノコック構造は、1500kgという軽量ボディを生み出し、最高速は350km/h以上を記録した。だからForza Horizonでこのクルマを見かけたら乗っているドライバーは潤沢な資金だけではなく、それだけのウデと実績を持ち合わせていると警戒するのが正しいだろう。

・2011 Mini Cooper S
個性あふれるスタイリングとコンパクトさ、1.6Lターボエンジン搭載が特長の Mini Cooper S は近郊のドライブから、タイトなコーナーの多いサーキットや自動車旅行まで、あらゆる用途に最適。前輪駆動のマシンだとは思えないほどのダウンフォースが特徴。スロットルを踏んだ状態でコーナーに突入しても、進行方向にハンドルを切ってさえいれば、コースアウトの危険は少ないだろう。非常にバランスが取れているクルマでチューニング次第で上位のクルマと競る事も可能だ。

・2011 Radical SR8 RX
ドライブのマンネリ感を吹き飛ばす Radical SR8 RX は、ある意味、興奮剤のようなものだ。アマチュアレースカーである SR8 は公道走行可能なマシンして、ニュルブルリンクサーキットの最速タイム6分56秒を保持している。乾燥重量675kgというプロトタイプレーシングカーに限りなく近い車だということを考慮すれば、当然の結果だと言えるだろう。当然ながら、乗りこなすのは限られたドライバーのみとなるが、その1人としてマシンに認めてもらうことが出来れば、手の付けられない速さを得られる。特にコーナリングスピードは反則としか言いようがない。

・2012 Nissan GT-R Black Edition
性能の割にはリーズナブルで、直線でのスピードは最上位クラスの車に匹敵する。最新の四輪駆動システムによるトラクションにより脅威のグリップと安定性を発揮。欧州産スーパーカーとは異なる独特のフォルムをまとう GT-R は海外の輸入車ファンから高い人気を誇る。2007年に発売を開始して毎年進化を遂げているが、この2012年仕様はエンジンに大改良を加えて初期の480馬力から70馬力アップの550馬力「以上」を発生する。エンジンの1機1機が匠の手で組み立てられているので最低550馬力が保証されている。足回りもあくまでも量産車としてあらゆる路面でスムーズにドライビング出来るようにこだわりを貫いている。同スペックのライバル車に比べて半分~1/3のコストで手に入れる事ができるGT-Rは日本のものづくりの集大成の1つとも言えよう。

・2007 Ferrari 430 Scuderia
フェラーリの顧客の中でも、ハードコアなスポーツドライブ志向のドライバー向けに設計された 430 Scuderia は、430 シリーズの中でも最もスリリングなドライビングが楽しめる。エンジンは20馬力アップの510馬力、ベースモデルから脅威の200kg軽量化、あらゆるハンドリングとコントロール状況にも正確に対応可能な電子制御の強化・追加を集中的に行い開発された。F1 の技術が大量生産車に応用できること如実に証明する贅沢な一台に仕上がっている。走りだけではなく、内装も武者震いするのも仕方がないようなレーシーに設計されている。後継者の458イタリアが生産されている現在でも人気を誇る1台だ。

・2010 Lamborghini Murciélago LP 670-4 SV
舌を噛みそうな名前だが、スピードに関しては定評があるLamborghini Murciélago LP 670-4 SV。670-4 は6.5L V12エンジンの最高出力670馬力と全輪駆動を指し、SVというのは「高速」を意味するイタリア語「Super Veloce」である。0-100km/h加速は3.2秒、最高速は342km/hと発表され、350台限定で販売され多くのスーパーカーファン、セレブリティなオーナーからの人気を博した。外観もレーシングカー顔負けの大型リアウィングで獰猛さを増したファイティングブルを表現している。車名のMurciélagoとはスペイン語で「蝙蝠(こうもり)」を意味する。

 

・2009 Mercedes SL65 AMG Black Series
最も大きく、最もラグジュアリーな Mercedes AMG である SL65 を、カーボンファイバーで軽量化。固定式のルーフはより軽く、曲線を削ぎ落とし、6.0L V12ツインターボエンジンを搭載。最大出力670馬力、100kgmを超えるトルクを最大限に電子制御により抑えたことにより、アクセルを奥まで踏み込むとシルバーアローは、ドライバーが呼吸できないほどの G を発生させながら加速する。300km/hで走る姿はまさに巨大戦艦のような周りを寄せ付けない迫力がある。余談だが、北米仕様車は乗員保護の為にサイドエアバッグが装着されており、欧州仕様より100kg近く重い。

・2012 Jaguar XKR-S
その流れるような流線型のフォルムに加えられたパーツが高いパフォーマンスを主張する XKR-S。その攻撃性にあふれたデザインは、いつでも戦う用意があることを誇示する。XKR-S は、ジャガー社がこれまでに生産した大量生産モデルの中でも最もパワフルなマシンである。5.0L V8スーパーチャージャーエンジンはXKRの510馬力/63.7kgmから550馬力/69.3kgmにその牙は研がれ、0-100km/h 4.4秒、最高速は300km/hに達する。外面に負けず、より躍動感溢れるジャガーは獲物を食らおうと息を潜めて待っている。

・2010 Saleen S5S Raptor

猛禽類(もうきんるい)を意味する「Raptor」を与えられたこのSaleen S5Sは一般的にはマスタングを始めとしたフォードハイパフォーマンスモデルのチューニングで世界幅広く知られているSaleen社の最新鋭のスーパースポーツカーだ。同社のコンプリートカーは今までS7が担っていたが2008年にその後継者として発表された。5.0L V8スーパーチャージャーエンジンは500馬力以上発揮し、0-60mphを3.2秒、1/4マイルを10.9秒で駆け抜ける実力を持っている。残念ながら現実世界では景気後退でプロジェクトが停止している。エクステリアからも分かるように常に獲物を狙っているような顔つきだ。もしバックミラーにRaptorが映ってしまったら逃げ切れるのは困難なものになるだろう。

・2012 Ford Mustang Boss 302
名車を現代に甦らせる試みを成功させることは極めて困難だが 2012 Mustang Boss 302 は数少ない成功例と言えるだろう。BOSSは1970年、2代目マスタング伝統のレーシングカーに名付けられた称号である。ベースモデルをレーシーにチューンし、5.0L V8エンジンは最大出力444馬力、最大トルク52.6kgmを発生する。駆動系は強化クラッチな専用デフ、足回りも強化され「BOSS」の名に相応しい性能を持っている。懐かしい雰囲気を感じながらドライブを楽しめるだろう。

・2012 Alfa Romeo 8C Spider
1950年代のオープンカー「ジュリエッタ」の伝統を受け継いだ車。8C Competizione Coupe の性能および技術を兼ね備えており、納得のアルファ ロメオ。チューンアップすれば、さらなる性能アップが期待できる。しなやかなボディラインとカーボンファイバーとアルミニウム製のインテリアが特徴。明るいカラーリングで派手なドリフトを決めればFestivalの人気者になること請け合いだ。

・2012 Gumpert Apollo Enraged
2012年のジュネーブモーターショーにおける最大の隠し玉。公道走行用車両であるが、そのままレースに出場可能なスペックを誇る。アウディ製4.2 V8+スーパーチャージャーエンジンはベースモデルの650馬力から780馬力まで引き上げられた。このクルマの外観からだと鈍重そうに見えるが、1175kgという脅威の軽量化がなされている。このカラーリングはドイツ国旗がモチーフとなっている。車名のEnragedは激昂という意味を含んでいる。ハンドルを握った瞬間、激しく興奮してしまう自分をコントロールしなければ牙を剥くだろう。

・2012 Ferrari 599XX Evoluzione
フェラーリがレーシングチームのことを最優先に考えて開発したマシン。性能的にF1と量産車との敷居をなくすために開発されたのがXXシリーズである。フェラーリが認めた顧客がテストドライバーとして様々なサーキットで走るために用意された最新鋭のスーパースポーツカーだ。Evoluzione と従来型599XX との馬力の違いはわずか 30 馬力であるが、フェラーリのテストコース、フィオラーノでは 1秒以上タイムを縮めている。因みに599XXはForza Horizonのトップドライバー、ダリウス・フリントの愛車でもある。世界最速のGTカーの1台に名を連ねる資格はその事実だけで十分にある。

・2012 Mercedes-Benz C63 AMG Black Series
Mercedesクーペの最上位車種の更に上を求めるドライバーのためのブランドがAMGだ。無印の AMG でも物足りなければ Black Seriesに乗るしかない。AMGとしての性格をすべて備えているだけでなく、 SLS AMGのエンジンをベースにしたM156型6.2L V8エンジンを搭載し、エアロダイナミクスとハンドリングでしなやかな走りを実現する。これ以上進化の余地がないレベルの完成度となっている。ボディカラーにゴールドが設定されていることから最高のトロフィーになるかもしれない。

・2011 Ferrari FF
4シーターで四輪駆動のフェラーリを愛することが神への冒涜であるなら、永遠の贖罪を乞うはめになる1台。フェラーリの公式データによる、Ferarri FF は世界最速の4シーターである。新設計の6.2L V12直噴エンジンは660馬力を発生し、フェラーリの全輪駆動システム「4RM」より0-100km/hを3.7秒で最高速は335km/hまで伸びる。4シーター四輪駆動でもそこはフェラーリ、軽量化・低重心はきっちり実現し、サイズを感じさせない俊敏な走りを約束する。その目で確かめる価値はあるだろう。

・2012 Bentley Continental GT
注目を集めるという点で、ベントレーの右にでるブランドは存在しない。トップギアで数分間の走りを経験しただけで、贅沢さと快適さの虜となるだろう。ベントレーほど自己主張の強い車は存在しない。6.0L W12ツインターボは流してよし、踏んでよし、ハンドルを握るだけで、周囲から羨望の眼差しを浴びるだろう。しかしこのマシンで真の羨望を浴びるためには2300kgの車体をうまく押さえつけなければならないだろう。

・2012 Ascar KZ1R
ナイフとナイフでの戦いに銃を持ち込むようなマシン、それが Ascari KZ1R だ。400時間近く手作業で組み立てられたKZ1を更にサーキット用にチューンナップされた、正真正銘の実力派のスーパーカーだが、居住性を犠牲にしてはいない。Ascari KZ1R の売りはドライバーの能力を最大限に引き出すことに尽きる。このマシンと完全にシンクロしたらいつの間にかトップでゴールしているだろう。

・2013 Viper GTS
Forza Horizonのイメージカーとして登場するこの凄まじいパワーとドリフトを誇る新型Viperは、危険と隣り合わせの状況でも余裕の走りを見せる。アメリカン マッスルカーの中では、コルベットの対抗馬であり、路上におけるあらゆる状況に対応可能。とにかくアクセルを踏み込む喜びを感じられるマシン。このGTSというグレードはベースモデルより24kg軽量化され、足回りもショックアブソーバーを装着したアクティブサスペンションとなっている。

・1989 Ferrari F40 Competizione
外観以外は当時のF1カーと同じカテゴリーに属し、同程度の性能を誇るF40 Competizione。ベースモデルからターボ関係をカテゴリーに合わせて強化をし、478馬力から倍近い780馬力まで引き上げられた結果、最高速は381km/hという目を見張るスピードになった。強いダウンフォースを産む空気力学に優れたボディで、ライバルにとって非常に厄介なマシンである。高速で走るF40 Competizioneを視界にとらえるのは困難だろう。だが、このモンスターマシンを道路に留まらせるのはもっと困難だろう。

・1992 Lancia Delta Integrale EVO
ランチアのラリーチームのために開発された最後のホモロゲーションモデル Delta Integrale EVO は、それまでのホモロゲーションモデルと比較してフロント並びにリアが幅広に作られており迫力満点だ。ダートよし、アスファルトもよし、小さなパッケージに大きなポテンシャルを秘めたマシンに仕上がっている。恐れることなくアクセルを踏み込めばこのDeltaは応えてドライバーを勝利へ導いていく。

・2012 Lamborghini Aventador LP700-4
近くにいるだけで地位が高くなったような気分に浸ることができるマシン。Aventador を運転するのは、プレスリーに会ったり、宝くじに当選することに匹敵するほどの経験である。6.5L V12エンジンが絞り出す官能的なパワー、息を呑む美しさ、スピードに対する欲望が詰まったマシン。エキゾチックなマシンであり、それ以上の存在でもある。このマシンを見て惹かれない人間はまずいないだろう。視線に入った瞬間から一刻も早く自分のガレージに収めるために高額賞金レースに向かう為にアクセルに力が入るだろう。

・1995 Ferrari F50
フェラーリの創設50周年を記念して製造された F50 は、跳ね馬のエンブレムに恥じない性能を誇る。まさにF1マシンを公道走行用に製造した究極のフェラーリとなっている。F1用3.5L V12エンジンブロックを流用し500馬力オーバー、最高速は320km/h以上となってしまった。性能でもスタイルでも頂点を極めたマシンである。当然ながら、ドライバーも自身のウデを極めていかないとすぐに振り落とされてしまう。

・2012 BMW Z4 sDrive28i
うなりをあげるツインターボで風を感じながら、後続車に砂煙を浴びせて走る快感を味わえば、BMW Z4 sDrive 28i が単なるステータスシンボルではないことが分かるはずだ。いかに短い時間で最高速に到達し、パワーを効率的にタイヤに伝えるかなど、あらゆる点を考慮して設計されたドイツ車。注がれる視線と紫外線を気にせず陽を浴びながらのドライブを満喫しよう。

・1962 Ferrari 250 GTO
このマシンを所有するには目の飛び出るような高収入だけでなく、Enzo Ferrari 本人から許可を得る必要があった。「史上最高のフェラーリ」と称されるマシンの真価を Forza Horizon の中で確かめよう。ただ速いだけではこのキーを受け取る資格はない。さもないと、傷をつけてしまった時のそれを直すメカニックの泣き顔を見なければならないぞ。車名の250は一気筒あたりの排気量が250ccから。

・1967 Volkswagen Beetle
高出力な12Vの電力系統、ブレーキ性能の高さ、ビーム式ヘッドランプにより1967 年型 Beetle は史上最高品質の Beetle となっている。人気車だったためにアップグレードパーツや装飾パーツが豊富に揃う。時代を超えて愛されるオールド Bettle は、うまくチューンすれば周囲の注目を集めることだろう。速さを競う以外の楽しみを教えてくれる1台になってくれるはずだ。

・2013 Ford Focus ST
Ford Focus の素晴らしさは一目瞭然である。単に速いだけでなく、曲線美あふれるコンパクトなスタイリングと、ラリーにおける輝かしい成績は伝説ともなっている。小さなボディにもかかわらず存在感を感じさせ、ラリードライバーの中にもファンが多い。新型 ST は潜在的な能力とまずまずのハンドリング性能により、ホットハッチの主導権争いにおいても優位に立つだろう。目が肥えているフェスティバルのライバル達には只の一般車両にしか見えないのでとびきりのチューニングであっと言わせるのも一興だ。

・2011 RUF RGT-8
Ruf RGT-8 はボディ全体が軽量化されている。これはシビア Ruf 愛好家も、「愛好家に対する裏切り行為」というよりも「完全体への進化」のためだと認めている。Ruf は真のスーパーカーであり、重心が極めて低い位置にあり、抜群のスピードを秘めている。その心臓部は「RUF001」という同ブランドの独自開発の4.5L V8エンジン。最高出力は550馬力を発生する。Ruf愛好家も戸惑いを隠せないだろう。だが、一度踏み込んで奏でるRUF V8サウンドは彼らのハートをがっちり掴むことは明言しておこう。

・1986 Lancia Delta S4 Stradale
このマシンをあるカテゴリーで表現しようとするなら「ラリー用に開発された F1 マシン」としか表現するしかない一台。外見こそ優秀ではあるが性能に劣る Lancia Delta と似通っているが、その中身はただひとつの目的を達成するために開発された純粋なレーシングカーである。フィアット製1.8Lスーパーチャージャー+ターボチャージャーエンジンは圧倒的な加速をしタイヤのカスと砂埃を残して走り去る。しかし、あまりにも速さを追求してしまったマシンだけにこのハンドルを握るにはそれ相応の覚悟を決めるなければならないだろう。

・2009 Koenigsegg CCXR Edition
スウェーデン人は人の心拍数を上げる方法を熟知している。3 秒足らずで時速 60mph以上のスピードに達するツーシートのロードスター、 Koenigsegg CCXR の存在は鼓動を早めるだけでなく、畏敬の念さえも抱かせる存在感を放つ。Koenigsegg 独自のアプローチで開発された世界最高のスーパーカー CCXR は、4.7L V8ツインスーパーチャージャーエンジンが絞り出す1,000 馬力でハイウェイを稲妻のように駆け抜ける。その最高時速は400km/hに届いてしまう。「フェスティバルを最も楽しむためのクルマ」の1台だ。

・2011 Audi R8 GT
万が一 Audi R8 に物足りなさを感じるなら、車重を110kg軽量化し、パワーを35馬力向上させた GT バージョンがお勧めだ。R8 GT は、このクラスのマシンに期待できる快適さと性能を併せ持ちながらも、スーパーカーとしての能力は 1 段階上の次元の高みにある。R8 GT は、まさにすべての歯車がかみ合って完成したマシンなのだ。現実世界では333台が瞬時に完売してしまった。Forza Horizonではそんな制限はないが、自分のガレージに入れた時にその価値がわかるだろう。

・2009 Gumpert Apollo S
バックミラーに映るヘッドライトを問答無用で消し去りたいと思うのなら Gumpert Apollo S がお勧めだ。ユニークで速い。広いトレッドと引き締まったフォルム、背筋のゾクゾクするようなエンジン音が独特の雰囲気を醸し出している。そのエンジンとは4.1Lアウディ製V8ツインターボエンジンで650馬力以上を発揮する。Gumpertの設立者のローランド・グンペルトがアウディのエンジニアだった事ことから。最高速360km/h、0-60mph加速は3秒以下、大柄な鈍重な印象を受けてしまう車体はカーボンやクロモリ鋼を惜しげも無く多用した結果、1100kgという軽量に仕上がった。その結果、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェをクーペボディ最速の7分11秒57で駆け抜けた。

・1957 Ferrari 250 Testa Rossa
究極の一台といえるマシン。これまでに生産されたのはわずか 34 台(うち19台が市販モデル、15台がワークスで使用された)で、正真正銘の希少車といえるだろう。オーソドックスとは程遠いボディ デザインは、当時の F1 レーサーのアイデアだ。当時も現代も、最も美しい車の一台に数えられる。このクルマをガレージに加える事ができるのは一流ドライバーの証。

・2012 Chevrolet Camaro ZL1
ボウタイのエンブレムはシボレーの誇りを象徴している。単に真っ直ぐに突き進むだけでなく、周囲のポニーカーとのバトルでも活躍するマシン。ZL1 の伝統を尊重しながらも、他の工場生産車とは一線を画す限定生産のホットロッドである。マーケティングリサーチの結果を反映して、伝統的な性能に加え、快適さとコーナリング性能、通行人の視線を集める現代に珍しい多角デザインのエクステリアと6.2L V8エンジンが織りなす雄叫びはライバルに威圧感を与えること請け合いである。

・1974 Lancia Stratos HF Stradale
驚くほどに美しく、路地をぬって進むスリルを味あわせてくれるマシングループ4制覇のために基本から設計された後、公道用に調整された Stratos は高い性能を誇る。ラリーで初披露された当時から現代にいたるまで、革新的なボディデザインの魅力は色あせることがない。ディーノ246GT用の2.4L V6エンジンの官能的なサウンドはForza HorizonのラジオのスイッチをついOFFにしてしまいたくなってしまうだろう。 

・1997 McLaren F1 GT
その気になればそのままレースに出場することもできる McLaren F1 GT は、公道では無敵のマシンだ。このGTモデルは市販モデルのF1の設計を一から見直しボディが大型化された。400km/hを超える力を秘めているBMW製6L V12エンジンはそのバックミラーに捉えた後続車をみるみるうちに小さく遠ざけていくだろう。一度は「世界最速の市販車」の栄誉に輝いたマシンを堪能するのもいいだろう。 

・2005 TVR Sagaris
Sagaris を一言で説明するなら「狼の皮をかぶった狼」である。外見でも性能でも格の違いを見せつける。1078kgという軽量で敏捷性に優れ、TVRお得意の直列6気筒エンジンが高い馬力を誇る油断ならないモンスターである。ABSも装着されていない。Forza HorizonではABSを付けることができるが、是非ABS OFFでレースに望んでもらいたい。

・2004 Saleen S7
Saleen S7 は、アメリカらしい大型車である。ツーシーターとしては、横幅全長ともに当時の最大サイズだが、決して鈍重ではなくスポーツカーレースでは輝かしい実績も残している。大型にもかかわらず軽量で敏捷性に優れたマシンだ。後に発売されたツインターボモデルでは最高速が399km/hに達する。当然Forza Horizonではチューニングよって目指せるだろう。

・1957 Ferrari 250 California
王者の風格を持つ 1957 Ferrari 250 California は、世界的なコレクターズアイテムとなっている。Forza Horizon のガレージに優雅さと希少価値をもたらしてくれるはずだ。当然ながら走りも優雅であり、フェスティバルの喧騒から少し離れたい時はこのクルマをのんびりと走らせ、喧騒の代わりにV12エンジンの歌声を聴くが一番の癒しとなるだろう。

・2013 Hyundai Genesis Coupe
Genesis Coupe は、ポニーカーのカテゴリにおける代表的な輸入車である。天井知らずのドリフト性能、アグレッシブなスタンスと3.8L V6エンジンが絞り出す強大なパワーが標準仕様として備わっている。リースミレンのような巧みなチューンアップを行えば、君のドライバーとしての評価は不動のものとなるだろう。Hyundai社は日本市場からは撤退しているが、そのドリフトとの相性の良さからこのGenesis Coupeのみ日本でも入手ができる。アジアを代表するFRスポーツカーの1台である。

・2010 Chevrolet Corvette GrandSport Convertible
ドライバーの年齢、性別に関係なく、シートに身体を預けて、アクセルを踏み込むことは身震いするような興奮を感じるものである。Corvette GrandSport の魅力はそれだけではない。この限定モデルには、標準仕様のコルベットで出したベストタイムを数秒間縮めることが可能なアップグレードも用意されている。元々ワイドトレッドな足回りをさらにワイド化、ブレーキも強化された。この大柄なオープンスポーツカーでコロラドの風を感じて欲しい。

・1984 Peugeot 205 Turbo 16
世界ラリー選手権のトップカテゴリーである、グループ B のホモロゲーション用に開発されたマシンが 205 Peugeot 205 Turbo 16 である。プジョーがラリーを席巻していた当時から、公道走行が可能なラリーカーは珍しい存在だった。トレッドの広さ、ミッドシップ4WD、1.8Lターボエンジン、サスペンションの頑丈さのため、スライド、ジャンプ、ドリフトが容易なことでも語り継がれるマシンだ。その走りは正にPeugeotのロゴに相応しいライオンの如く威風堂々としたものだ。

・2009 Lexus IS F
Lexus を転がしていれば、誰もが称賛を与えてくれるだろう。Lexus は人生における達成感とドライブを愛することを表すステータスシンボルなのだ。スープラ以来のハイパフォーマンスモデルとなったIS F は性能を重視するドライバーと、注目を浴びたいドライバーの両者を満足させる車である。欧州車のトレンドであるスポーツセダン市場の中でも一歩も譲らない性能を秘めている。これだけ快適に300km/h走行できるクルマは珍しい。

・2011 Citroën DS3 Racing
世界ラリー選手権(WRC)で 7 度の世界チャンピオンに輝いたセバスチャン・ローブが操った WRC カーの公道走行用市販モデルで、シトロエンの輝かしい伝統と技術が注ぎ込まれている。その血筋の良さは走らせれば明らかで、オンオフ共に最高にエキサイティングなドライブ体験が約束される。日本では35台のみ割り当てられた限定車で、ハッチバックのスポーツカーでとして DS3WRC に匹敵する走りを見せるマシンは限られている。1.6L 直列4気筒ツインスクロールターボエンジンを大幅なチューニングによって最大出力207馬力まで引き上げられている。Forza Horizonで更なるチューニングを試してフェスティバルの王者の自慢のマシンに仕上げるといいだろう。

・1969 Dodge Charger R/T
アメリカ往年の人気 TV アクション・コメディドラマ『爆発!デューク』に憧れるドライバーも、単純にスピードを楽しみたいドライバーも、モパー車であるこのマッスルカーがあれば満足するだろう。元祖ストックカーとも言われるこのチャージャーからアメリカのNASCARへの足掛けとなった。起伏に富んだ Forza Horizon のコースで歓声をあげながら、様々な地形を駆け抜けよう。

・1967 Lamborghini Miura P400
システィーナ礼拝堂と並び称されるイタリア芸術の最高峰。Lamborghini Miura が存在しなければ「スーパーカー」という言葉も存在していなかったかもしれない。レーシングカーの設計をフェラーリが独占していた時代に、Miura は新しい風を吹き込んだ。当時のランボルギーニ社を代表する 3 人のエンジニアが企画、設計を担当。革命的なデザインと今も愛好家を興奮させる性能を誇るマシン。P400とはPは”Posteriore”(後ろ)、つまり後部エンジンを意味しており、400は排気量を意味し、4.0L V12エンジンを搭載している。350馬力という決して高いとは言えないエンジンスペックながら1トン強の軽量車体の恩恵によって290km/hまで引っ張り上げる。

・1971 Plymouth Cuda 426 HEMI
通称「ヘミ・クーダ」と呼ばれる迫力満点のモパー車を代表するクラシックの名に恥じないマッスルカー。半球形(ヘミスフィア)シリンダーから名づけられた426キュービックインチ(7.0L)ヘミ エンジンは、コロラドの道路に黒々な爪痕を残しながらライバルに恐怖心さえ抱かせる。ビッグブロックエンジン搭載のマッスルカーで、コロラドの風景を別の視点から満喫しよう。因みにモパー(Mopar)とはクライスラー社の総合パーツ部門の名称で「Motor Parts」の略称である。

・1968 Abarth 500 esseesse
Abarth 500 はパワーと洗練に欠けるという性格を持つが、esseesseはそれを補って余りある個性と好感度を持つ。Abarth 500 は VW ビートルをリバースエンジニアリングすることにより開発された、イタリア人によってイタリア人のために設計された国民車をベースに開発された。美しいエキゾースト音は愛嬌のあるボディは、イタリアの血が流れていなくても愛着を感じずにはいられない。クセのあるマシンだが、一度慣れてしまればドライバーの体の一部のように感じられるだろう。キミはこの小さな巨人でどんな走りを魅せてくれるだろうか?

・1998 Subaru Impreza 22B STI
スバル 40 周年と3回目のWRCマニュファクチャラーズタイトル獲得を記念して製造された限定2ドアSti。Horizon Festival で観客をあっと驚かせたいなら、この希少なワイドボディクーペに乗っていくのはどうだろう。ターボ搭載 EJ22 ボクサーエンジンの排気音は、限定生産のボディに劣らず個性的だ。あらゆるコーナーを華麗なドリフトで駆け抜ける姿は後ろにライバルをたちまち虜にしてしまうだろう。

・2008 Maserati MC12 Versione Corsa
イタリア製スーパーカーの中でも、Maserati MC12 Versione Corsa(ベネシオネ・コルセ) は Ferrari の血統の証である6.0L V12エンジンを755馬力まで強化し Maserati の骨格を受け継いだ真のサラブレッドだ。凶暴な馬力と特徴のはっきりしたエクステリアを兼ね備え、他の追随を許さぬ孤高の雰囲気を漂わせる。そのポテンシャルは0-200km/hを6.4秒、最高速323km/hを発揮するまでに至ったハード・コアなマシンだ。このハンドルを握る権利を得るのは並大抵の事ではない。

・2013 BMW M6 Coupe
BMWのM部門が開発した高性能モンスターモデル。欧州車のトレンドであるダウンサイジング技術によって開発された4.4L新型ツインターボ V8 エンジンを搭載し、Mのエンブレムにふさわしい愛好家を納得させる560馬力というパワーとハンドリングを実現している。フルサイズクーペながら俊敏なところも BMW M クラスとしての期待を裏切らない。誰にでも手が届く金額のモデルではないが、Horizon の世界ではなら手が届かないこともない。

・2013 Scion FR-S
長らく待望されていたトヨタとスバルのコラボレーションFRスポーツカー、FR-S は期待を裏切らない。スバルの2.0L自然吸気水平対向 4 気筒エンジンと後輪駆動の絶妙な取り合わせにより、公道でもサーキットでも快適な走りを実現する。友人とドライブを楽しみつつ、追いすがる後続車もアクセルひと踏みで引き離せる。初心者から上級者まで楽しめるマシンだ。

・2011 Aston Martin V12 Zagato (Villa d’Este)
名車 DB4GT Zagato の生誕 50 周年を記念して Aston Martin が Zagato と共同開発した、優雅で軽快なコンセプトカー。数々のベスト イン クラスを受賞し、サーキットでも完璧な走りを見せる。最高出力は 510 英馬力 に達し、ブレーキはカーボンセラミック製ベンチレーテッドディスクを採用。ドライブシャフトはカーボンファイバー製。テクノロジーと情熱が限界に近い高い次元で融合している。今年実際に101台生産される事が決定した貴重なスーパーカーではあるが、Forza Horizonでは気にせず存分に優雅な走りを堪能してもらいたい。

・2006 Audi RS4
Audi RS4は威嚇的に左右へ張り出したフェンダー、追加エアインテーク、そして後にアウディR8に搭載された強力なチューンが施したV8エンジンによって元々高性能な S4 とは別格のクルマになっている。 ストレートでは抜群の加速性能を店、どんなサーキットでも安定したコーナリングと加速性能を見せる。見た目は地味だが、しっかりと仕事(バトル)をこなす姿はドイツ車の真骨頂を魅せつけているようだ。

・1967 Chevrolet Corvette Stingray 427
歴代 Corvette の中で最も愛されていたのは 5 年の歳月をかけて生まれた 1967 Stingray 427 にちがいない。ボンネットの下の L88 エンジン(たった20台しか生産されていないスペシャルモデル)は Chevrolet が生産したレーシングエンジンを「とりあえず」デチューンしただけのモデル。427 のデザインはその馬力と同じく過小評価されていると言う人もいるが、むしろ時を超えたクラシックと呼びたい。車名の「427」は排気量6,997ccの立方インチ表示である。

・1992 Volkswagen Golf Gti 16v Mk2
Golf Gti 16v Mk2 はチューンドカーやストレートレース界の定番車だ。軽量でレスポンスに優れ、チューニングのベース車両に最適である。Mk2 は初代 Gti の欠点を改良し、高い次元で改良した。水冷 VW 愛好家の世界では Mk2 Gti を走らせるだけで尊敬の的になる。チューニングの途中だろうと、レースの優勝者だろうと。とても愛くるしい表情の中にはより完璧を追い求めるゲルマン魂が燃え上がっている。

・2009 Ferrari California
Ferrari は新しいドロップトップ グランツーリスモモデルを開発するにあたり、 California の名前を往年の快速コンバーチブルから復活させ、雨でも晴れでもハイウェイクルージングが楽しめる Ferrari 初の電動収納式ハードトップ搭載車を完成させた。もちろん、フェラーリ初V8エンジンの8,000 RPM の最大回転数からでもたちまち減速するカーボンセラミックブレーキなど Ferrari ならでは俊敏な応答性も健在だ。

・2011 BMW 1 Series M Coupe
2011 BMW 1 Series M Coupe はBMWのハイパフォーマンスモデルの「M」の入門ながら、究極のドライビングマシン BMW の系譜に連なるにふさわしい性能をあらゆる面で備え、はるかに高価な M3 モデルにも見劣りしない。実のところ 1 Series M Coupe の必要な部品を M3 から流用しており、それは走りの中で感じられるだろう。コンパクトなボディにこれだけのパフォーマンスを見事に組み合わせたエンジニアに感謝すると同時に日本での正式輸入を行ってない事が残念でならない。

・2010 Abarth 500 esseesse
2010 Abarth 500 esseesse (SS) は、ハリウッドの豪邸の中でも走れるコンパクトさと、チャーリー・シーンにも似合うクールさを兼ね備え、小柄な車体ながら堂々とイタリアンスタイルを主張している。ウルトラコンパクトカーやコンパクトカーがアメリカに定着した今でも、Abarth は経済性だけでは語り尽くせない魅力を持って輝く。Esseesseとはイタリア語で「スーパースポーツ」の意である。ライバルに気付かれないように前に飛び出す事ができる1台だ。

・1997 Mazda RX-7
1997 Mazda RX-7 は現時点で最後にして最高の RX-7 と言えるだろう。唯一マツダが成功した13B 2ローターツインターボエンジンは、軽量で完璧に限りなく近いバランスを持つシャーシに、シルクのような滑らかさでパワーを伝える。その加速力はまるで宇宙船のようだ。確かに独特のロータリーサウンドはゴールまでワープしそうな印象を受けてしまう。日産スカイラインGT-R、トヨタスープラそして、このRX-7がサーキット、公道を席巻していた。

・1977 Pontiac Firebird Trans Am
映画「トランザム 7000」シリーズにも登場した、70 年代を代表する「アメ車」。しかしこのクルマは世に出るタイミングが悪かった。オイルショックや排ガス規制の為にファイアバードの羽は徐々にもがれてしまった。しかしここForza Horizonはそんな制約は一切ない。君の手で本来の性能を発揮させ、コロラドの道路に焼き焦げた軌跡を残そうではないか。

・1998 Toyota Supra RZ
Supra RZ は当時の日本のスポーツカーの頂点に君臨していたマシンだ。日本車初のゲトラグ製6速MTを搭載し、伝説に残る3.0L直列6気筒ツインターボ2JZエンジンは、ドリフトレースやサーキットだけでなく銀幕でも活躍した。未だに公道ではトップクラスのマシンとして人気を博している。アメリカ市場では 98 年型が最終型となっており、新モデル投入の噂はあるものの現在のところ実現していない。エクステリアの美しさ、歴史、性能ともにHorizon Festival に登場するにふさわしいマシン。このクルマをチューンし、直線でライバルを蹴散らす快感はこの上ないものである。 

・1961 Jaguar E-type S1
オリジナルの E タイプである S1 はイギリス自動車産業の最盛期の象徴であり、ジャガーを代表するマシンでもある。ジャガーの歴史と輝かしい栄光と無関係に E タイプは操る喜びを感じられるマシンだ。特に「XKエンジン」と呼ばれる3.8L直列6気筒 DOHCエンジンを静かなイギリスの田舎道で存分に吠えさせる喜びは格別の喜びだ。とても優雅な走りを魅せるが、その中にはCタイプ・Dタイプの血が流れているという事をお忘れなく。

・1964 Chevrolet Impala SS 409
クラシックカーの雰囲気を味わいたい時、ビーチボーイズの曲に登場する代表的な大型車の雰囲気を味わいたい時、409 はそのどちらをも実現するマシンだ。GTO や 302 といった流行のきっかけとなった 64 年型 SS 409 は、カスタマイズカーのベース車両としても高い人気を誇っている。デュアル4バレルキャブレターを装着した409cu.in.(6.7L)V8エンジンが点火されれば、直線においては「無敵」と言えるだろう。Forza Horizonのフェスティバル内でかかる陽気なミュージックに合わせてドライビングを楽しみといいだろう。

・2011 Volkswagen Scirrocco R
とあるコメンテーターがScirrocco R のベースモデルを「クーペモデルにしては居住性があるが、非常にエンジンが退屈だ」と皮肉こめて言い放った。それを聞いたのかは定かで無いが、ゴルフRと共通のエンジンを搭載し、足回り、エアロもレーシングカー顔負けのチューンアップした史上最速のScirrocco Rを満喫し、以下に退屈じゃないクルマかForza Horizonで確かめるといい。勿論、居住性は損なわれていない。

・1987 Ferrari F40
Enzo Ferrari はフェラーリ社の設立 40 周年を記念して、ワークスのレーシングチームである「スクーデリア・フェラーリ」に究極のフェラーリの開発を命じる。その結果が、その最高速度だけでは語り尽くせない至高のマシン「F40」である。0-60mphを4秒、100mphを8秒で完了してしまう。他のフェラーリのモデルと比較しても突出した性能を持つ。しかしそれ故にこの跳ね馬、EnzoのF40に懸けた意志を理解する事ができるのは極めて限られた者になってしまった。

・2012 Land Rover Range Rover Supercharged
何故セレブリティ達のセキュリティなどにこのRange Roverが人気あるか知っているか?あらゆる地形を高速で走行できるのは Land Rover ならでは。快適性、ジャガー製5.0L V8スーパーチャージドエンジンのパフォーマンス、オフロードにおける突出した性能を求めるドライバーにもおすすめ。いかなる環境、状況にも高い適応力を発揮するマシンで、様々な環境を制覇しよう。

・1997 Lamborghini Diablo SV
車を愛する者のマスト・アイテム。多種多様な路面においてスピードの限界に挑めるのがランボルギーニ車の特長である。このDiablo SVは通常のDiabloの4WDからMRに変更された。その結果、車重は1530kgとなった。航空機に匹敵するスピードを発揮できる一方、スイートルームのごとき内装の快適さも兼ね備えている。とはいえ、車名の通りの悪魔は君の後ろに潜んでいる。その声を聞くのはなかなか困難である。

・2011 Ferrari 458 Spider
コロラドの風を感じながらハイウェイを疾走したいドライバーに最適のオープンカー、それが458 Spider。フェラーリの性能と個性を最大限に形にしたマシンで、そのスタイルとエンジン音は周囲の注目と羨望を集めること間違いなし。3 連のマフラーの奏でる音が、ドライバーにとって最上級のBGMとなる。クローズドモデルで孤高にForza Horizonの最速のドライバーを目指すか、このSpiderを操り、フェスティバル中の注目の的を浴びながらスタードライバーになるかは君次第だ。

・1966 Ford GT40 MkII
初代 Ford GT40 も Ferrari を驚かせたが、MkIIは、ヨーロッパの GT レースにおいて、アメリカンV8を注目させるきっかけを作った。エンジンはシェルビー製の7.0Lエンジンを搭載している。このクラシックなプロトタイプで、FordとLolaの協力の成果を体験しよう。そして、Forza HorizonでもFerrariを驚かせ、全ライバルの注目を浴びよう。

・2012 Dodge Viper SRT10 ACR-X
フルケージ、シングルシートでレース用に改造されたViper。他の Viperよりも40馬力上回る、640馬力を発生する。車の性能に負けない熱意 、あるいは「度胸」あふれるドライバーのために開発されたマシン。その結果、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを7分3秒で駆け抜けてしまった。Viper の毒に上手く対処できる自信のないドライバーは、敬遠するべきである。正直なところ、このACR-Xを公道レースに持ってくるのは反則だと思ってしまう。

・1991 BMW M3
初代M3 は、市街地レース用のレーシングカーの本来の姿を連想させる。M3の試運転をしてみれば、エンジンの回転音を聞くためだけにシフトダウンしたくなるはず。回転を上げるにつれうなりは高まり、すべての範囲においてスムーズに最大出力を実現する。ドイツにおける最上級の自動車工学の結晶であり、必然的に以降のM3モデルに求められるハードルは上がることとなった。軽量コンパクトを生かした俊敏な動きと官能的な音は忘れることはないだろう。

・2002 Nissan Skyline GT-R V-spec II
日本を代表するスポーツカーで、GT-Rが走行する姿は見る者を魅了すること間違いない。13年間絶え間ない進化を続けた、名機RB26型直列6気筒ツインターボエンジンは愛好家から高い尊敬を受ける。スピードと、その希少価値を知らない者をも振り向かせる美しい車体を持つ。日本以外でお目にかかる事は稀だ。生産終了から10年経過した今、Forza Horizonの公道のステージで最速の称号を得ることを命じられた狼なのだ。

・1983 Audi Sport Quattro
アウディの真髄、革新的な4WDシステムQuattroの登場で、それまでの2WDのラリーカーは過去の物となった。この市販モデルもまた、あらゆるものを抜き去り、置き去りにする点で違いはない。アウディならでは2.1Lの直列5気筒ターボはスーパーカー並みの加速力を約束する。神がかり的な敏捷性を持ち、Forza Horizon での活躍が期待できる。このラリー仕様の野獣の真価を公道で味わうことができるだろう。

・1969 Pontiac GTO Judge
その時代独特の派手さ代表する外見をもつマッスルカー。この車を所有して注目を浴びることで、ドラッグレースのレーサーになった気分を味わうことが若者の憧れであった。カタログスペックが重視されていた当時、Judge は多くの車を量るための基準とされた。2つのエアダクトを開閉し高速走行での大量のエアを確保するための「ラムエアーシステム」が導入された6.6L V8エンジンは366馬力を発生し、ライバルに敗北という「ジャッジ」を下す。

・2005 Honda NSX-R GT
NSXを「スーパーカー」と呼ぶのに抵抗を感じる者もいるかもしれないが、そのデザインと機能が多くの代表的なスーパーカーに劣らぬものであることは間違いない。幅が広く重心の低いボディがもたらす高いグリップと、3.2L V6 VTECミッドエンジンによるバランスの良さに定評がある。特にこのNSX-R GTはカーボンファイバーのエアロパーツを追加し空力性能を向上させている。Honda NSX-R GT は万能マシンであるということだ。既に生産終了しているのがなんとも惜しい1台である。

・1954 Mercedes-Benz 300SL Gullwing Coupe
同シリーズ唯一のガルウィング仕様、ガルウィング クーペは、これまでに作られた自動車の中でも最も素晴らしい芸術品のひとつである。そもそものコンセプトは、サイド フレームにゆとりを持たせることであったが、結果として他に類を見ない存在感を持つことになった。3.0L 直列6気筒エンジンは最大出力215馬力を発生し、このシルバーアローを最高速260km/hまで加速させていった。現在はSLS AMGに継承されている。

・2009 Chevrolet Corvette ZR1
Chevrolet の CEO である Rick Wagoner が 10 万ドル クラスのコルベットとはどんなものになるだろうと疑問を発したことがきっかけとなり設計されたマシン。最先端の極秘プロジェクトとして開発が進められ、ポルシェに勝るとも劣らない評価を得ることになった最初のコルベットである。LS9型6.2L V8スーパーチャージャーエンジンがこのマシンのすべてを物語る。従来のモデルをベースにカーボンファイバーを積極的に採用し、ブレーキもカーボンセラミックブレーキに強化。その結果、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで7分19秒63を記録したスーパーカーになったのだ。アメリカらしからぬ、外見より内面に磨きをかけたクルマだ。 

・2010 Pagani Zonda R
Pagani Zonda R に翼があれば空を飛べるだろう。いや実際、大きなウイングを見せびらかせ、道路を飛ぶように走る。繊細さなど、この車の前では捨て去るべきだ。Zonda R はあらゆる面で大胆さを追求したクルマだ。AMG製V12エンジンは最大出力750馬力、乾燥重量は1070kgから出た結果はニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを6分47秒50で駆け抜けた。真に心の強い者だけが、この暴れ馬を乗りこなすことができるだろう。

・2008 BMW M3
2007年にフルモデルチェンジした M3 は歴代モデル伝統の直列6気筒から脱却し、4.0L V8エンジン を採用したことで、畏怖の念すらおぼえる最大出力420馬力というパワーを実現した。低回転域でも十分に速いが、オーバーレブすれすれの高回転域こそが本領発揮の場だ。エンジン回転数をキープするよう心がければ、すばらしい走りとエンジンの快い唸りを満喫できる。 

・2012 Infiniti IPL G Coupe
Infinity の 2 ドアクーペにして後輪駆動。Infinity 社は競合相手を良く心得ていて、そのブランドにふさわしい贅沢なパフォーマンスのクルマを出してきた。IPLとはインフィニティ・パフォーマンス・ラインの意。3.7L V6エンジンをチューニングアップし最大出力348馬力、トルク38.2kgmを発生。足回りも強化し速さと1ランクアップの乗り心地を提供できるようになった。自慢できるクルマを持ちたい人も、刺激的な走りを楽しみたい人も、コレクションに加えたい 1 台だ。 

・2012 Eagle Speedster
隅々まで美しい Eagle Speedster を一目見れば、息を呑んで購入ボタンを押さずにはいられないだろう。チョップド ウィンドスクリーンや風格ある Jaguar E-type ライン、低いコックピットに感動を覚えるのは人間としての本能だ。心臓部はジャガーの4.7L 直列6気筒をベースに制作されている。Eagle Speedster は現代テクノロジーの快適性をそのままに、ビンテージカーを乗り回す楽しみを与えてくれる。 

・2009 Lamborghini Reventón Roadster
最新鋭ステルス戦闘機 F-22A ラプターに着想を得た Reventón は、まさに戦闘機を彷彿とさせるシャープなラインをもつ。真の成功者が陽光を浴びて乗るにふさわしいロードスターだ。このクルマを手に入れるには、札束の山が必要なのはもちろんのこと、納車リストに名を連ねる権利を勝ちとらねばならない。20台に満たない限定車というとてつもない希少性から、現実世界ではコレクターズアイテムとなっているが、Forza Horizon ならすべてのファンが平等に驚異の性能を楽しめるし、好きなようにペインティングできる。 

・2012 Hennessy Venom
一部では「Bugatti Veryon を破ったクルマ」として有名な Hennessy Venom GT は、人体が耐えられる限界に近い加速能力をもつ。見かけは Lotus Elise を彷彿とさせるが、似ているのはそこまでだ。極限まで軽量化され、ミッドシップにシボレー製6.2L V8エンジンをツインターボ化し1244馬力まで高められたエキゾチックカーのモンスターだけに、慎重に発進させなければ、またたく間に背中からシートに叩きつけられるはめになるだろう。だが、このモンスターと信頼関係ができた時、誰も手が付けられない速さを得るだろう。 

・1995 Volkswagen Corrado VR6
いまや伝説と化したVR6エンジンを、コンパクトで頑丈なボディで包んだのが 1995 Volkswagen Corrado VR6 だ。サイズに似合わぬこのパワーには驚かされずにいられない。ハイパワーFFながらどんな路面も気持ちよく走れるので、Forza Horizon の冒険を始めるにはぴったりだ。 

・1981 BMW M1
ドイツの技術とイタリアのデザインの融合が、真の驚異のクルマを生み出した。BMW M1 は BMW 史上唯一のミッドエンジン量産モデルで、477 台しか製造されなかった。ツーリングカーレース用の3.5L直列6気筒エンジンをベースに開発され、ランボルギーニからミッドシップの技術を学び、レースのホモロゲーション取得のために開発された超レア車。Forza Horizon にはこんなクルマを乗り回す楽しみもある。 

・1971 Nissan Skyline 2000GT-R
日産スカイラインの輝かしい歴史は、この「ハコスカ」と呼ばれるマシンから始まった。最大回転数 10,000 RPM を誇る2.0L直列6気筒エンジンにより高い馬力を実現。日産スカイラインの初期モデルとして、その後の日本車に対する評判を高めるきっかけとなったマシンである。もし資金に余裕があって購入しても直ぐにはチューンアップしないで走ってみろ。もちろんそれはすべでのクルマにも言える事ではあるが。 

・1987 Ford Sierra Cosworth RS500
スポイラーは多ければいい、大きければいいという物ではない。Sierra RS500 Cosworth は 2 つの特徴的なスポイラーを装備しており、これにより加速時のダウンフォースを十分に得ている。RS500 は高い性能を誇る Sierra RS Cosworth に更なる改造を加えたホモロゲーションモデルでごく少ない台数が製造された。想像を絶するスピードとグリップ性能を兼ね備えたマシンであることに異議を唱える者はいないだろう。 

・2012 BMW M5
快適さとスタイリッシュさを兼ね備え、脅威のパフォーマンスを発揮してきた M5 が、幾多の企業努力と技術革新により燃費の向上と M の名に恥じない性能を両立した。つまり M5 はすべての面で改良されている。環境配慮しながらM社のスポーツスピリットを犠牲にしない為にダウンサイジングというトレンドを取り入れた4.4L V8ツインターボは2トン近い車体を悠々と300km/hの世界に連れて行く技術の進歩はすばらしい。 

・1984 Volkswagen Rabbit GTI
実用的であり経済的、かつ Forza Horizon でコロラドの裏道を制覇できる能力を秘めたマシン。Rabbit GTI はコンパクト カーでありながら奥が深く、驚きに満ちている。決してロースペックだから見向きをしないのは間違いなのである。

 

・2008 Mitsubishi Lancer Evolution X GSR
Evolution X はベースに設計を一新した Lancer で三菱はアグレッシブなエクステリアを採用、これが功を奏し性能面でも大きく向上している。新世代の2.0L4気筒ターボエンジンと新世代の車両制御システム、つまり Evo X はどんなコーナーもねじふせる能力を備えており、コーナーを抜けた瞬間に次のコーナーを切望するようになるマシンだ。 

・2003 Honda S2000
S2000 は見た目こそ平凡だが、すさまじい能力をボンネットの下に隠している。1Lあたり125馬力を発生する2.0L 直列4気筒エンジンの回転はどこまでも吹き抜け、最高速度はまるでロケットのアフターバーナーのようだ。日本国内向け汎用ロードスターながら、レースを沸かせる走りと硬派の心をも動かすスタイルと優雅さを兼ね備えている。まるでダンサーのように一般車を軽快に交わしながらトップを走る姿が目に浮かぶだろう。

・2011 Ford F-150 SVT Raptor
このクルマがバックミラーに映ったら悪夢だ。ラプターは事実上の工場生産のプレランナー レーストラックで、ボンネットの下に秘めた6.2L V8エンジンのパワーにふさわしいサスペンションを備えている。スライドしようがジャンプしようがびくともしない。この怪物はいつでも戦う準備ができている。荒れれば荒れる程有利になってくるのではないか。

・1987 RUF CTR Yellowbird
RUF社が世界にその名を知らしめた要因となった「イエローバード」という通称は 2 日間の試乗イベントの折にジャーナリストたちが付けたものだが、3.3L空冷水平対向6気筒ツインターボエンジンのブローオフバルブがカナリアよろしく鳴くことからもきている。29 台しか製造されなかった(うち11台が日本に輸入された)希少なスーパークラシックカーだが Forza Horizon でならいつでも走らせることができる。15年経った現在でもこのイエローの戦闘機はバリバリ現役のドッグファイトを見せつける。

・2011 Lotus Evora S
乗り手を選ぶクルマが多いLotusがドライバーの思考を読みとるかのようなハンドリング性を誇る、自信に裏打ちされたGTカー Evoraを完成させた。しかしながら、あまりにもその牙が丸くなりすぎたようだ。そこでトヨタ製3.5L V6エンジンにスーパー・チャージャーでアップグレード。サーキットで上位争いのできる加速性能を手に入れた。完璧といっていいほどの重量バランス、超軽量ボディに、稲妻のようなスピードという特長が加わった。正にサラブレッド。

・2013 Ford Shelby GT500
「俺のはおまえのよりデカい」というフレーズは、フォード対シボレーの勝負ではいっそう重みをもつ言葉となった。最も愛されるマッスルカーを作りつづけてきた Shelby の正統なる後継 GT500 は、5.8L V8エンジンが発生する662馬力という驚異的なパワー、音楽より心地よいV8エンジン音、そして「そこをどけ、俺様のお通りだ!」と言わんばかりの堂々たるラインの持ち主だ。まさにエレノアの再来!もし、バックミラーにコブラのマークを付けたこのマシンを見たら道を譲るのが賢明だろう。もたもたしていると毒牙にやられるぞ。

 

・2010 SSC Ultimate Aero
2007 年に世界最速の大量生産車となったアメリカ発スーパーカーの後継モデル。低い流線形の極限まで空気抵抗を抑えたボディと、スーパーカーとしての独自性により人々の注目を集めている。戦闘機を顔負けのエアロブレーキシステムが搭載されている。その理由は独自開発の6.3L V8ツインターボエンジンが絞りだす最大出力1287馬力、最大トルク153.8kgmという逸脱したパワーが最高速412km/hを実現とするからだ。しかし、トラクション・コントロール、ABSがこのモンスターには装着されていない。正に「究極」の1台だろう。

 

・2009 Mercedes-Benz ML 63 AMG
SUV に関する議論といえば、ふつうは実用性が焦点となるものだ。しかし、こと ML 63 AMG の話となると、実用性は今さら論じるまでもなく、性能や豪華さ、外見が議論の的である。そもそも Mercedes であるうえに AMG なのだ。結果はオンロードでもオフロードでも完璧以外にありえない。6.3L V8エンジンと4MATICの組み合わせでどんな路面でも完璧につかみ、抉る様に自信たっぷりに疾走する姿が目に浮かぶだろう。

 

・1969 Nissan Fairlady Z 432
真のクラシック日本車愛好家垂涎の的となっている、幻の Z カー。ただの古い Z カーではない、フェアレディ Z 432 だ。控えめなバッジ以外で、特徴的なのは「ハコスカ」 Skyline GT-Rの直列4気筒エンジンから突き出す二連エグゾーストチップだ。432とは、「4バルブ・3キャブレター・2カムシャフト」ゆるやかな前下がりのボンネットを見れば、きわめて特別なファクトリーホットロッドを手にした実感が湧いてくるだろう。発売から40年以上経過しているが色褪せるどころかワインの様にどんどん味が出てくる素晴らしいクルマだ。

・2006 Lotus Exige Cup 240
Lotus Exige は Elise の高性能版で、直線でも速くカーブでの機敏さはずば抜けている。A 地点から B 地点へ移動するだけなら Lotus Exige より速い移動手段はなくもない。だが、その A 地点と B 地点がともにサーキットの上ならば Exige Cup 240 バージョンより速い乗り物を見つけるのは相当難しいだろう。960kgの軽量車体に最大出力243馬力を発生するトヨタ製1.8L直列4気筒スーパーチャージャーエンジンはサーキットでも公道でもステージを選ばず速いマシンである。 

 

・2005 Ford GT
Ford 100 周年を記念してデザインされた 2005 Ford GT はFordのパフォーマンス部門 SVT がキャロル・シェルビーの意見をとりいれ、わずか 16 ヵ月で開発したもの。新しい組立技術を初めて採用すると同時にオリジナルの優雅なスタイルの DNA を余さず抽出することに成功した。心臓部には5.4L V8スーパーチャージャーエンジンが搭載され最大出力558馬力、トルク69kgmを発生する。オリジナルの名車Ford GT40のファンも納得するだろう。 

・1999 Mitsubishi Lancer Evolution VI GSR
1999 Mitsubishi Lancer Evolution VI GSR –長年かけて進化した6代目の Lancer Evolution である VI GSR は、三菱が公道とラリーの両方で直に培ってきた技術力が惜しげもなく注ぎ込まれたマシンとなっている。熟成が進み完成の域に近づいてきた2.0L直列4気筒ターボエンジンは1400kgを切る軽量なマシンをカタパルトの様にゴールに押し出す。今作からダートコースが登場する中で台風の目になる可能性が十分に秘めている。 

・1985 Toyota Sprinter Trueno GT Apex
1985 Toyota Sprinter Trueno GT Apex — Sprinter Trueno –-AE86 の有名な特徴は数々あるが、どれをとってもジャパンスポーツカーの不滅の名車と呼ぶに充分だ。そのうえ、この慎ましやかな Corolla ベースのクーペがサーキットでも山道でも名だたる他車を圧倒したとあっては、伝説となるのも当然だろう。生産終了となって久しい今なお、ドリフトやタフなコースで Trueno が存在感を放つのも不思議はない。ビギナーからプロフェッショナルまで誰もがドライビング楽しめる、Horizonフェスティバルに呼ばれるべき一台であることは言うまでもない。 

・1973 BMW 2002 Turbo
クラシック BMWの代表格といえば、希少性と典型的デザインを誇る、1973 BMW 2002 Turbo だ。ターボといえばレーシングカーに載せるものだった時代に、2002 はターボを公道にもたらした。航空機エンジンで培ったノウハウを注ぎ込んだ2.0L水冷直列4気筒ターボエンジンは最大出力170馬力、トルク24.5kgmという1トン近い車重にマッチしたスペックとなっている。ベルトを締め、しっかりつかまって――派手に揺れるが、それだけの甲斐はあるドライブができる。コンパクトFRスポーツの元祖ともいえる一台であることは間違いないだろう。 

・2007 Alfa Romeo 8C Competizione
8C Competizione はどこから見てもスチールとカーボンファイバーでできた最高級のスーパーカーだ。あの独特の外見も健在だ。このデザインはかの有名なイタリアの自動車メーカー、Alfa Romeo のデザインセンターが手がけたものにしかありえない。4.7L V8エンジンの官能的サウンドとのハーモニーの結果、通りを流すだけで道行く人が振り返らずにいられない。

・ 1965 Shelby Cobra Daytona Coupe
フォルムとパワーを前人未踏の域まで追求したのが Shelby Cobra Daytona Coupe だ。一度きりの試みを正しく成功させた例として、そのたぐいまれな美しさと内に秘めた凶暴な性能は永遠に人々の記憶に残るだろう。ひとたびエンジンに点火すれば、ショート V8 の轟音は全身の毛が逆立つようなスリルと手に汗握る興奮を与えてくれる。現実では世界中のカーコレクターが金を惜しまず我がガレージにと目の色を変えて躍起になっているが、Forza Horizonでは思う存分好きなだけドライビングすることができる。

・2010 Noble M600
Noble M600 は人の注目を集めるべく生まれてきたスーパーカーだ。アナログの純粋さを好むドライバーにはもちろん見逃せない。Noble はうれしいことに、ABS やトラクションコントロールといったお節介機能を一切廃しているのだ。しかも理想を絵に描いたようなプロポーションは、アナログ好きでなくとも魅力的である。そんな硬派なスーパーカーには硬派なヤマハ製4.4L V8ツインターボエンジンが最大出力650馬力を発生し、1275kgの車体を最高速362km/h、0-60mph(0-97km/h)を3秒で引っ張り上げてくれる。乗り手を選ぶ21世紀のスーパースポーツカーである。 

・2012 Mercedes-Benz S65 AMG
今回 Forza Horizon に登場する新車は 2012 Mercedes-Benz S65 AMG だ。フルサイズの豪華仕様で、AMG 史上最強の6.0L V12ツインターボエンジンは629馬力、トルク102kgmという脅威のスペックを備えている。テクノロジーと職人芸が優れたプラットフォームで組み合わさり、比類ないハンドリング、パワー、コントロールをあわせもつ贅沢きわまりない 4 ドアセダンに結実したといえよう。20 インチのリムに載って工場から現れたこのベンツは、ストリートにもしっくり収まる雰囲気を漂わせつつも、まぎれもなく高級車の系譜に連なるモデルである。ハイウェイでこのクルマを見かけて迂闊にバトルをしかけるとヤケドをするぞ。 

 

・2002 Honda Integra Type-R
Integra Type-R はエンジニアがコーヒー片手に排気管へ溶接したようなただのクルマとはわけがちがう。これは Type-R、ホンダイズムを注ぎ込んだスポーツモデルの最上位グレードだ。車体の改良により軽量化、高速化をはかり、大量生産の標準モデルに比べて機敏にもなっている。並外れた2.0L直列4気筒i-VTECエンジンをはじめ、余裕のパワーをそなえた特別仕様で、上位クラスのマシンに一歩も引けを取らないクルマに仕上がっている。コロラドの渓谷でこのVTECエンジンのエキゾーストノートが響いたら注意をしろ。


・2012 Dodge Charger SRT8

Charger SRT8 は、Dodge の SRT 部門がヨーロッパ製高級スポーツカーに比肩する性能を達成したモデルだ。6.1L HEMIエンジンは1日中でもタイヤに黒煙をあげさせながらあらゆるカーブをドリフトできるスタミナを備えている。それも、4 人を乗せたまま。だからといって Charger SRT8 をファミリーカー扱いしてはいけない。これは 4 ドアのホットロッドだ。見た目で判断してはならない1台なのだ。


・1964 Aston Martin DB5

ジェームズ・ボンドを気どりたいなら DB5 はうってつけだ。マシンガンや煙幕や緊急脱出装置こそ付いていないが、フォルムと機能、そして漂うなんともいえぬ魅力は真のクラシックカーと呼ぶにふさわしい。憧れのボンドカーを走らせ、英国製直列 6 気筒の唸りを存分に楽しんでほしい。崖からジャンプするのはかまわないが… 原形をとどめた状態で返却してくれよ。 


・1970 Ford Mustang Boss 429

Mustang Boss 429 は大柄な男向きのクルマだ。誰であれ容赦なく背中からシートに叩きつける。幻のマスタングと呼ばれる当時最強のモデルだ。名前の通り、心臓部には429キュービックインチ、7.0LのV8エンジンが搭載され、最大出力は375馬力、しかしこれは当時のメーカーが保険対策で出した数字で実際は500馬力以上を発生したという。どんなレースでも自分の走行ラインをライバルにしっかりと見せつけるように黒々とタイヤ痕を引きつつゴールラインまで走り抜けるだけのスタミナを備えている。Forza Horizonの「Boss」になる資格には十分すぎる。

 

・1985 Ford RS200 Evolution
RS200 Evolution は世界ラリー選手権グループBホモロゲーションモデルで、スロットル操作と正しいライン取りが性能を引き出す決め手となる。それができればあとはクルマがやってくれる。ミッドシップエンジンにハイテク総輪駆動システムと堅実なグリップ力のおかげだ。レースでの戦績とコンパクトな独特の外見が、走りに自信をつけてくれる。現実では悲劇の引き金になってしまったが、Forza Horizonでは称賛に値するパフォーマンスを秘めた1台なのである。
 

・2000 Nissan Silvia Spec-R
日本人ならお馴染みのクルマ、FRスポーツの代名詞、これは日本車の芸術品だ。日常をかけ離れた走りを見せてくれる――現実世界でも、このForza Horizon でも。コロラドのどんな道路も制する実力を持ちながら、女優にしか許されないような曲線美をそなえる。世界中のスポーツドライバーから愛される直列4気筒ターボエンジンが搭載されたこのSilvia なら、心のおもむくままどこにでも向かえる。正に走りの楽しさを語るに必要不可欠なクルマの1台であることは間違いない。

 

・2009 Lotus 2-Eleven
あらゆる点で並外れたクルマである Lotus 2-Eleven は、米国では公道走行を許されていない。だが Forza Horizon の世界では、この究極のレーシングカーでハイウェイを、街中を、そしてもちろんサーキットを走ることもできる。純粋に速く走る為、エアコン・ヒーターはもちろん、ドア、ルーフが排除されたマシンの居住性は快適とはいえないが、最大出力255馬力を発生するトヨタ製1.8L 直列4気筒スーパーチャージャーエンジンと745kgのスーパーライトウェイトボディは集団の先頭を切って走るために必要条件を満たしていると言ってよいだろう。

 

・2010 Ford Focus RS500
マットブラックの「フォイル」塗装をまとった Focus RS500 はひときわ目立つマシンだ。500 台の限定生産で一台一台に通し番号が振られ、手に入れられるのは極めて限定的な層に限られる。街中で走らせれば羨望の眼差しを集めること間違いない。大量生産モデルと明らかに異なる外見、350馬力を発揮し最高速258km/hを叩きだす2.5直列5気筒ターボエンジン「RS」の名を冠するフォードにふさわしく、このクラスの車では伝説となるだろう。 

・2012 Mercedes- Benz C63 AMG Black Series
Mercedesクーペの最上位車種で物足りないなら AMG がある。AMG でもまだ物足りないならBlack Seriesがある。C63 AMGクーペをベース に6.2L V8エンジンをBlack Seriesのコンセプト「ドライビング・パフォーマンス」に相応しいものとするため、SLS AMGと共通の鍛造ピストン、鍛造コネクティングロッド、軽量設計のクランクシャフトを採用した結果、最大出力517馬力、最大トルク63.2kgmを獲得し、0-60mphを4.2秒でこなしてしまう。DTMマシンを彷彿させるエアロダイナミクスとハンドリングでしなやかな走りを実現する。これ以上の進化の余地がないレベルの完成度となっている。  

・2012 Ultima GTR

公道を走るレーシングカーと呼ぶにふさわしい Ultima GTR は驚異的な瞬発力を誇る。最大出力720馬力を発生するシボレー製6.3L V8 エンジンは990kgという超軽量ボディに収まり、0-100-0mph(0-160-0km)を9.4秒でこなしてしまうが、このスーパーキットカーを甘く見てはいけない。ドライバーに乗りこなす意志があってこそ真の実力を発揮するクルマなのだ。ただ乗れば結果が出るというものではない。反応を見ながら徐々に馴らしていって初めて、ホイールの陰に隠れた性能が明らかになるだろう。

 

・2011 Mercedes-Benz SLS AMG(予約特典カー)
「ガルウィング」の呼称こそ冠していないが、SLS はまぎれもなく Mercedes のあの名車300SLの再来である。胴回りの非常に長いチューブラーフレームに合わせつつオリジナルのガルウィング方式を継承したドアが特徴的な、非常にスタイルも重視したモデルとなっている。とはいえ、ドアはこの隅から隅まで徹底したドイツ製スーパーカーの入口にすぎない。手作業で組み立てられた 6.3L AMG V8 エンジンは軽く560馬力を叩き出し、性能重視のレースカーそこのけの咆哮をあげる。流麗な低い車体にすでに目を奪われていなかったとしても、ほんの少しスロットルを開いただけで、そのエンジン音を聞きつけた者は振り返らずにいられないだろう。ハイウェイに上がればスピードメーターは瞬く間に3桁を指す。凄まじいまでの加速性能は、スピード違反のチケットを切られる可能性を極限まで高める。豪快な性能を典雅なスタイルに包んだ SLS は、すでに現代最高水準の芸術品と呼んでも過言ではないだろう。

 

・2010 Ferrari 458 Italia(予約特典カー)
Ferrari F430 の後継車には F430 のあらゆる要素を受け継ぎつつ改良も期待された。直噴式 562 馬力 4.5L V8 エンジンから膨大な電子制御系まで、すべてを一新しつつもその期待に応えてのけたのが2010 Ferrari 458 Italia だ。F1 チャンピオンのミハエル・シューマッハを開発陣に加え、最高時速 325 km/h を誇るその性能は、グランプリ水準に限りなく迫る。3 本のエグゾーストチップが吐き出すフェラーリ独特のエグゾーストノートは、地を這う唸りから耳をつんざく高回転域の絶叫まで実に表情豊かだ。この極めて広いパワーバンドは 7 段変速デュアルクラッチ式F1マチックを経由してホイールに伝達され、60mph (97 km/h) に到達するまでわずか3.4 秒しかかからないのだ。そして60 mph からわずか 32.6 m で停止できる制動性能を実現するのは、カーボンセラミック製ディスクを採用した最新鋭の ABS システム。公道で人目をひきつける流線型ボディは、自動車愛好家が Ferrari に求める美しさと優雅さを備えている。

 

・2012 Aston Martin Virage(予約特典カー)
DB9 と DBS の中間にあたるVirage(ヴィラージは、5.9L V12 エンジンを搭載し、490 馬力と570 N・mという驚異的トルクを誇る。贅を尽くしたボディはわずか 4 秒少々で60mph (97 km/h) に達する。6 段変速オートマチック トランスミッションは、DB9 や DBS、Rapide で使用されているものと共通。独自開発のアダプティブ ダンピング システムを採用し、10 モード切り替えでビロードの柔らかさからサーキット用の硬さまで対応する。ダッシュボードのSPORTボタンを押せば、レスポンスはアップし、シフトもクイックとなり、シフト切り替えなしでレッドゾーンを維持できる。カーボンセラミックブレーキが標準装備なのは、最高速約 300 km/h からの減速になくてはならないからだ。スタイル的にはもっぱら DB9 の路線を踏襲しているが、One-77 の贅沢さも匂わせる。内装はレザー張りで、このクラスの車にふさわしい高級仕様。豊富な機能、流麗なフォルム、路面をしっかりとらえるパワーを兼ね備えた Virage はまさにドライバーの夢だ。

 

・ 2010 Nissan 370Z(予約特典カー)
日産はまたしても、価格帯が 10 倍の車に対抗しうるモデルを用意した。Zシリーズは熱烈な固定ファンもいる息の長い名シリーズだが、この日本産の傑作が持つ美しさとパワーは元来のファンならずとも魅力的だ。性能は Ferrari にも匹敵するが、経済面に与えるダメージは購入時にも給油時にも比較にならない。370Z の売りはグリップに優れたハンドリングと、ドリフト走行も試したくなる後輪駆動方式。それを支える 3.7L V6 エンジンは、筋金入りのスポーツカー愛好家をも熱狂させてあまりあるパワーをもつ。これはロングドライブも激しいサーキット走行もこなす器用な車だ。つまり、370Z は万能なのだ。

 

・2010 Volkswagen Golf R(予約特典カー)
ヨーロッパ限定モデルで、最もスポーティーな Golf といえるだろう。2.0L ターボからの 267 馬力は最高時速250km/h まで引き上げる牽引力にもなる。0-60mph (97 km/h) に達するまで 5.7 秒。1速、2速、3速での走りはまさに驚異の体験だ。Golf R は事実上R32 にとってかわるモデルで、4 WDだけに激しいドリフト走行も紳士的な走りもこなす。主にフロントタイヤで駆動し、電動ポンプによるシステムでトルクは後輪にも伝達され、状況によっては全トルクを後輪に送りこむこともできる。Talladega 仕様の19 インチリムホイールを装備し、走る姿は「クールさ」を主張してやまない。ツイン セントラル エグゾースト チップ、L 形 LED テールライト、そしてグリルやサイドミラーの艶やかなブラックがGolf R にその性能にふさわしいルックスを与えている。

・2012 Audi R8 GT Spyder (VIPメンバー特典カー)
オープンボディになった 4WD のスーパーカーを自由に操る快感は違法行為かもしれないが、このマシンであれば安心してスピードの限界を極めることができる。R8 GT Spyder は最高のパワーとグリップ力を誇り、光るテールライトの軌跡を存分にライバルに見せつけることができるだろう。


・ 2012 Koenigsegg Agera
(VIPメンバー特典カー)
 Koenigsegg Agera は現在購入できるスーパーカーとして間違いなく興味深いマシンの一台に挙げられるだろう。5 リッター V8 ツインターボエンジンは940馬力という絶大なパワーを誇り、最高速度は400km/hを超え、0-60mph(97km/h)まで3秒という驚異的な加速性能は抜群の存在感を発揮する。


・2011 Lamborghini Sesto Elemento
(VIPメンバー特典カー)
 他のランボルギーニのモデルを含め、他のスーパーカーとは一線を画するダイヤモンドのようにカットされたデザインが特徴的な一台だ。Sesto Elemento はイタリア語で「第 6 元素」、すなわち炭素を意味し、車体は文字通りカーボンファイバー製となっている。その車体重量は999kg。0-60mph(97km/h)まで2.5秒というスーパーライトウェイトカーなのだ。

 

・2012 Pagani Huayra(VIPメンバー特典カー)
パガーニと言えば職人的なこだわり、性能の高さ、美への追求を連想するだろう。Huayra は設計者の Horacio Pagani(ホレーショ パガーニ)が 2003 年から開発を開始し長い年月をかけて開発されたスーパーカーで 、まるで芸術作品のような美しいマシンに仕上がっている。その心臓部はAMG製 6リッターV12ツインターボで700馬力を発生し、0-60mph(97km/h)まで3.2秒、最高速度は378km/hに到達する。

 

・2011 RUF Rt 12 R(VIPメンバー特典カー)
RUFの伝統に則り ポルシェ911 をベースに車体以外の構成部品をチューニングすることで最大馬力 730 馬力、最大トルク66 kgmを実現。極限を極めたスーパーカーの一台となっている。R を冠した本モデルでは他のモデルでは難しいドライビングも苦もなく、しかも正確に行うことができる。腕に自信のあるドライバーであれば、このマシンを精密に調整されたレーシングカーのように扱うことができるだろう。