助手席にある機械の正体は? 2018年ダカールラリー優勝マシンに同乗させてもらいました【MOTOR SPORT JAPAN 2019】

●今年もモータースポーツの祭典開催!

春のお楽しみイベント「MOTOR SPORT JAPAN 2019」に行ってきました!

今年で14回目の開催となった「MOTOR SPORT JAPAN」には、世界が注目する日本のモータースポーツが大集結! 会場となったお台場、青梅臨時駐車場周辺の満開の桜が104,474人(2日間合計)のお客さんを迎えてくれました。

メインとなるアクティブゾーンには国産自動車メーカー9社/10ブランド、輸入車インポーター3社/3ブランドに加え、関連メーカーや出版社も出展。自社製品のPRや物販、ドライバートークショーなど、それぞれのブースで盛り上がりをみせていました。

そしてスーパーGTなどの国内カテゴリーマシンから、2017年WEC(世界耐久選手権)参戦マシンのトヨタTS050 HYBRID、さらには電気自動車のF1・フォーミュラEに今シーズン(2018年〜2019年)から参戦している日産フォーミュラEカーも展示! モータースポーツファンにはたまらない夢のような空間で、「こんなに撮ったっけ!?」とカメラを見返してぞっとするほど写真を撮りまくっていたようです。

 

●歴代のHONDAマシンが勢揃い!

個人的に胸アツだったのが、エクスペリエンスゾーンで行われた「Legend of the HONDA」。歴代のHONDAモータースポーツを彩った2輪、4輪のマシンが多数展示されており、F1では初優勝を飾ったRA272(1965年)、ウィリアムズホンダFW09(1984年)、F1王者ジェンソン・バトンの初優勝マシンRA106(2006年)、そして昨シーズンからパワーユニット供給をしているトロロッソ・ホンダSTR13(2019年カラーリング仕様)の4台が鎮座。

歴代のマシンを見比べながら、F1の歴史を感じることができました。

●一番の盛り上がりを見せていた特設走行エリア

特設走行エリアではスーパーGT参戦マシンや全日本ラリー参戦車両、D1車両など多様なレーシングカーがデモ走行を行い、目の前で見る迫力あるパフォーマンスにお客さんは大盛り上がり! さらにカテゴリーの垣根を超えたレース車両が一斉に並べられたグリッドウォークや、トップドライバーによるメーカー対抗カートレースなども行われ、一瞬たりとも見逃せない(ある意味ハードだったかも……)豪華イベントだったのですが、なんと入場無料なんです!!

無料ということもあるのか、お台場に遊びに来たカップルや家族連れ、外国の方なども多く、普段のサーキットとは少し違うなんだか新鮮な雰囲気でした。このイベントをきっかけにモータスポーツに少しでも興味を持ってくれたら嬉しいなぁ、なんて思ったり。

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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