パイオニアがソニー製CMOSセンサーを搭載した、高画質フルHDドライブレコーダー7モデルを発売

●多彩なニーズに対応するドライブレコーダー・7モデル

あおり運転などが社会問題化している今、前後カメラを中心に高価格帯の売れ行きが好調なドライブレコーダー。パイオニアは2019年7月から順次、新型ドライブレコーダーを発売します。

前後の映像を同時に録画できる2カメラタイプや、夜間でも高感度、高画質に録画できる「ナイトサイト」、24時間365日監視可能な「駐車監視機能」搭載モデル、すっきりと取り付けできる薄型モデルや場所を取らない業界最小クラスの小型モデルなど、高画質フルHDドライブレコーダー7機種を発売し、多様なニーズに応えるとしています。

2カメラタイプの「VREC-DZ700DLC」「DZ700DSC」「DS500DC」は、前方走行映像に加えて、後方からのあおり運転や衝突事故などを記録できる「ダブルレコーディング機能」に対応。また、広範囲で録画できる対角視野角も特徴で、死角を小さくすることで、走行時や駐車監視時の安心感を高めるとしています。

さらに、ドライブレコーダーの画質や感度を左右するCMOSセンサーでは、高感度、高画質を誇るソニー製の 「STARVIS(スタービス)」を採用。従来のドライブレコーダー(同社のVREC-DZ300)に比べ、100分の1以下の光量でも撮影が可能な「ナイトサイト」を搭載。夜間走行時のナンバープレートや街灯のない駐車場での周辺状況など、暗闇でも鮮明な映像を2カメラで録画可能。

「VREC-DZ600C/DZ600」には、「HDR(ハイダイナミックレンジ)」と「WDR(ワイドダイナミックレンジ)」を搭載することで、トンネル内や出入り口などの明暗差の激しい状況でも、白とびや黒つぶれをしっかり補正し、鮮明に撮影することができます。

「VREC-DZ600C」には24時間365日対応する駐車監視機能が搭載され、「VREC-DZ600C/DZ600」は駐車時に衝撃を検知すると映像を録画する「駐車監視機能」を搭載。本体内蔵の750mAh大容量バッテリーにより最大約90分作動し、衝撃を検知するとその前後の映像を録画します。「VREC-DZ200」は最大約50分、「VREC-DH200」は最大約15分作動。

ほかにも、「VREC-DH200」に「ジェスチャーイベント録画」が搭載され、気になる瞬間に本体のセンサーに手をかざすだけで、その前後の映像を録画するなど、多彩な機能が用意されています。

価格はオープンプライスで、想定される実勢価格(税別)は、「VREC-DZ700DLC/DZ700DSC」が35,000円前後、「VREC-DS500DC」が30,000円前後、
「VREC-DZ600C/DZ600」が22,000円前後、「VREC-DZ200/DH200」が15,000円前後です。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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