【新車】アルファ ロメオ初のSUV「ステルヴィオ」は、280ps/400Nmを発揮。ファースト・エディションは689万円

アルファ ロメオ初のSUV「Stelvio(ステルヴィオ)」。2018年7月21日(土)より400台限定で販売が開始される日本向け限定車の「Stelvio First Edition(ファースト・エディション)」の詳細が明らかになりました。

価格は689万円、ジュリア・ヴェローチェと同じアルミ製ブロックの2.0L直列4気筒ターボを搭載。最高出力280ps、最大トルク400Nmを発生し、トランスミッションはZF製の8速ATが組み合わされています。0-100km/hタイムは5.7秒で、鋭い加速が可能です。

ステルヴィオは、アルファ ロメオ・ジュリアから、パワートレインをはじめ、カーボンプロペラシャフトやアルミニウムを多用した「ALFA LINK(アルファ・リンク)」サスペンションをはじめとした、軽量かつ高剛性なアーキテクチャーを受け継ぎ、優れた操縦安定性やハンドリング性能を実現したとしています。

駆動方式は、4WDシステム「Alfa Romeo Q4」で、走行状況に応じて前車軸に最大60%・後車軸に100%を上限に、迅速なトルク伝達を行う可変トルク配分機構を搭載。意のままのライントレースが可能だそう。

「ファースト・エディション」の外観は、レッド仕上げブレーキキャリパーや専用デザインの大径20インチ5ツインスポークアルミホイールにより足元を演出。

インテリアにはプレミアムレザーシートやウッドパネルが特別装備されます。また、レザーシートをはじめ、8ウェイパワーシート(前席、運転席メモリー付)、レザーステアリング、ヒーテッドステアリングなど、導入限定車らしい充実装備が光ります。

さらに、車載インフォテインメントシステム「Connectシステム」(8.8インチディスプレイ、音声認識機能付)は、センターディスプレイにさまざまなコンテンツが表示され、ロータリースイッチにより直感的に操作ができるとのこと。もちろん、スマホ連携機能も用意されています。

使い勝手の面では、525Lの荷室容量が確保されるほか、電動開閉式のパワーテールゲートが標準装備されるほか、小物入れなどの収納も豊富に用意。

安全装備も充実していて、歩行者検知機能付の前面衝突警報(FCW)をはじめ、前方の障害物の存在をドライバーに警告し、次いでブレーキを作動する自動緊急ブレーキ(AEB)、車線からの逸脱を予防するレーンデパーチャーウォーニング(LDW)、高速走行時に安全運転を支援するアダプティブクルーズコントロール(ACC)、ブラインドスポットモニター(BSM)などが標準搭載されます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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