BMW・3シリーズ セダン次期型の頂点に君臨するハイパフォーマンスモデル「M3」のプロトタイプが、ニュルブルクリンクで初の高速テストを開始しました。
カモフラージュが重いため、デザインの詳細は不明です。しかし、次期型は「CLAR」アーキテクチャを採用し、軽量化と剛性アップが図られることが分かっています。BMWこだわりの前後重量配分50 : 50を維持しながらより低い重心となり、トレッドの拡大、ホイールベースの延長が行なわれるとレポートされています。
ハイライトは、新開発の「S58型」エンジンです。搭載される3リットル直列6気筒は最高出力500ps超えと噂され、最大トルクは600Nmを発揮するようです。またウォーターインジェクションシステムを搭載し、48Vマイルドハイブリッドが組み合わされる最強エンジンとなります。「M5」同様に4WDシステム「xDrive」を搭載していると見られ、ニュルの直線では、そのパフォーマンスをいかんなく発揮していたようです。
「M3」のワールドプレミアは2020年と見られていますが、ベースモデルの「3シリーズ」は今秋、2019年には「ツーリング」の発表が予想されています。
(APOLLO)