【新車】三菱自動車の電気自動車・i-MiEVが軽自動車から登録車へ進化した理由とは?

2009年に販売を開始した世界初の量産電気自動車といえる三菱自動車のi-MiEV(アイミーブ)が、全長を延長するという進化を遂げました。フロントバンパーの変更により全長は3480mmとなっています。この変更によりアイミーブは軽自動車から登録車になりました。

その理由は『歩行者保護の新基準適合(法規対応)のため』です。基本設計をそのままに新基準に対応するためには、フロントバンパーの大型化が必要だったのです。

そうして軽自動車規格を超えたのに合わせて、前後フェンダーの張り出し感を強調したデザインの前後バンパーやサイドエアダムを新たに採用することで、ボリューミーなスタイルとなりました。あわせて、2種類設定していたバッテリーのうち10.5kWh仕様を廃止、16.0kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載した「X」だけのモノグレードに変更しています。

2018年に入ってからの3か月での累計販売台数が51台というアイミーブですから、こうした絞り込みや仕様変更も致し方ないといえそうです。それでもアイミーブというモデルを維持していくことがEVのパイオニアとしての誇りを感じます。

メーカー希望小売価格は294万8400円、平成30年4月20日~平成31年3月4日が受付期間となるCEV補助金は最大16万4000円となっています。

●三菱・i-MiEV X主要スペック
車両型式:ZAA-HD4WLDD
全長:3480mm
全幅:1475mm
全高:1610mm
ホイールベース:2550mm
車両重量:1100kg
乗車定員:4名
原動機型式:Y51
モーター形式:交流同期電動機
定格出力:30kW
最高出力:47kW(64PS)
最大トルク:160Nm(16.3kg-m)
交流電力量消費率:118Wh/km (JC08モード)
一充電走行距離:164km(JC08モード)
タイヤサイズ:前145/65R15 / 後175/55R15
メーカー希望小売価格(税込):2,948,400円

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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