SUPER GTグランドファイナルと併催の第14戦で若干17歳の宮田莉朋選手がチャンピオンとしてシーズン2年目を終えたFIA-F4。
このカテゴリーは若手育成を目的として2015年に新設されたカテゴリーであり、SUPER GTのオーガナイザーであるスーパーGTアソシエーションが開催の名乗りをあげ、国内で最も集客の多いSUPER GTと併催することで、これから成長していくであろう若手への注目を最大限に拡げていこうと言う目的があります。
実際、2015年にランキング2位となりFIA-F4を卒業した牧野任祐選手は、SUPER GTの鈴鹿1000kmの予選でシンティアムアップルロータスに乗りQ1を担当、Q2を含めたGT300全ての中でトップタイムをマークし、次戦のタイからはドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTのドライバーとしてGT500に抜擢されるなど、FIA-F4出身のドライバーの活躍が目立ちます。
今期、FIA-F4を走りながら海外で大活躍したドライバーが根本悠生選手。
1996年09月22日生まれの20歳。今期FIA-F4ではランキング13位と中段の成績となってしまいましたが、実は海外では大きな成績を残しているのです。