ドイツのベンチャー企業、「Slock.it(スロックイット)」が、欧州の大手エネルギー会社「RWE」(アール・ヴェー・エー)と共同で、新たな決済システムを搭載したEVを開発しているそうです。
EV自体を「デジタルウォレット(財布)」化することで、一充電当たりの航続距離の短さや、充電時間の長さに伴う非効率さを解消しようというもの。
独Slock.it社では、EVとクレジットカード等を連携させた電子端末「デジタルウォレット」をリンクさせることにより、様々な電子決済を可能にしようとしている模様。
これにより、充電スタンドでは時間単位ではなく、電力の補給量単位で決済が可能となり、信号待ちの僅かな時間で、道路上に設置された充電スポットから小こまめに充電することも可能になるといいます。
この「EVのデジタルウォレット化」の鍵を握るのが「ブロックチェーン」技術。