マレーシア・プロドゥアの新型車は「軽自動車」由来の4ドアセダン?

ダイハツのマレーシアにおける合弁企業プロドゥアが、新・国民車となる「BEZZA(ベザ)」を発売開始しました。

マレーシア語で『従来と違う』という意味になる造語が車名の由来という、この新型車は、開発をプロドゥアが担当した初めてのモデルになるといいます。

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といっても、同社が開発を担当したのは、スタイリングとアッパーボディ。車体の基本となるプラットフォームはダイハツの軽自動車ノウハウを元にしたグローバルAセグメントプラットフォームを活用したものだということです。

つまり、プロドゥア・ベザはグローバルには最小カテゴリーとなるAセグメントの4ドアセダンというわけです。

とはいえ、Aセグメントでありながら、最大500リッターの容量を誇るトランクを持つなど、セグメント以上のサイズ感となるプロドゥア・ベザ。そのスリーサイズは全長4150mm、全幅1620mm、全高1510mmとなっています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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