荷物を積むよりも走りを選んだホンダS660のこだわりとは?

軽自動車でスポーツカーを作ると排気量や最高出力の壁にぶち当たりますが、車名のとおり660cc(658cc)という排気量で、最高出力64ps/6000rpm、最大トルク104Nm/2600rpmというスペックで登場したホンダS600。

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リヤ・ミッドシップにマウントされたS07A直列3気筒横置きDOHCエンジンは、ホンダ社内基準ギリギリまで低い位置決めされ(段差などで腹下を打たないように)ています。

そのエンジン後方には空間が残っていますが、ここを小さな荷室にすると熱対策が必要になるため、重量がかさんで軽量化を阻害し、前後重量配分にも悪影響するという判断から、ビートのように荷物を積載することはできません。

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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