映画「ニード・フォー・スピード」の効果音はリアルな排気音だった!【動画】

実車のエンジンから出るエキゾーストノート、それが最強の効果音だ!

さぁ、いよいよ公開が始まったClicccarイチオシのカーアクション映画「ニード・フォー・スピード」。今回はすでに映画を観たひとにも、まだ観ていないひとにもおススメの情報をご紹介しましょう。すでに観たひとは、映画のなかのスーパーカーたちの排気音にしびれたはず。

あれほどのマッスルカー、エキゾチックカーのアクセル全開音をじっくり聴く機会はなかなかないですからね。それも、家庭用のスピーカーとは比べものにならない劇場の音響で聴いたなら、それだけで神経が高ぶってきます!NFS_05_01

で、今回ご紹介する最初の動画は、「ニード・フォー・スピード」の効果音にまつわる裏舞台です。「ニード・フォー・スピード」では走行シーンをよりエキサイティングに、官能的にするため効果音にも工夫をこらしています。

そして効果音のエキスパートとして動画に出てきたのがマグナフローの工場。パイプを曲げて、溶接して……って排気パーツのファクトリーじゃねえか! そう、「ニード・フォー・スピード」での効果音っていうのは、実車とは別個に作り出したバーチャルな音ではなく、登場するそれぞれのスーパーカーの魅力を最大限に引き出すチューニングをほどこした実際の排気音のことだったのです! 

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「ニード・フォー・スピード」では、カースタントを実車でやるだけじゃなく、排気音も実車で出しているのです。さすが骨太なカーアクション映画。こういうところが、クルマ好きのハートにズンと来るわけですね。まだ映画を観てないひとはぜひ劇場でこの音を聞いてほしい。これだけは家庭ではまず味わえません!

 

そして最後に紹介する動画で衝撃の事実(?)が明かされます。なによりまず動画を見てください。

えっ、どういうこと? あのクルマたちって……。そう、超高額のスーパーカー、しかも少数生産の限定車だと思っていたあの車両たちは、なんとレプリカだったのです! ちょっとキツネにつままれたような……。しかしその理由を聞いて納得。

「スーパーカーは世界に数えるほどしかなく、どれも映画撮影向きとは言えません。250万ドルもする車のサイドに突っ込むなんてできないですよ。皆忘れがちだけど、ああいった車はすべて芸術品なんだからね」とワウ監督は説明します。ごもっとも。

しかし、すでに映画を観たひとでも、まさかレプリカだとは思わなかったでしょう。それもそのはず。これらのスーパーカーはいずれもメーカーの協力を受けて社外秘のCADデータをもらい、完璧に作られたレプリカだからです。そして動画を見てもらえればわかると思いますが、その作りはパイプフレームにボディ(おそらくFRP)を架装したもの。

つまり純然たるレーシングカーの手法そのままなのです。ホンモノのスーパーカーほどではないにしろ、一般的な大量生産のクルマとは動力性能がくらべものにならないハズ。正直にいって、登場するスーパーカーがホンモノじゃなかったことも驚きですが、こんなクオリティの高いレプリカを作っていることも驚きです。というわけで、「希少なスーパーカーが……」と悲しむ必要はありませんでした。存分に危険なカーアクションを楽しんでください!

「ニード・フォー・スピード」
© 2014 Dream Works ll. Distribution Co. All Rights Reserved.
丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国ロードショー中
◆映画「ニード・フォー・スピード」の情報はコチラのサイトで!
http://disney-studio.jp/movies/nfs/

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(まめ蔵)

 

この記事の著者

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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