86台のトヨタ86が箱根に集結! トヨタが空前絶後の86オフ会開催

10月13日神奈川県箱根でトヨタ86オーナー車86台が参加したオーナーズミーティング「86S(HACHI-ROCKS=ハチロックス)」がトヨタの主催で開催されました。

なんとトヨタはTOYO TIRESターンパイクを丸ごと貸し切りにして、ミーティング会場にしてしまったのです。

未明に早川を出発した86台のトヨタ86が朝陽をバックに2列で頂上の大観山までパレードするという「Dawn Drive」から始まったミーティング。
大観山の特設ステージで開会式が行なわれ、トヨタの多田CEをはじめとしたトヨタ86の開発陣がオーナー達=ハチロッカーを出迎えました。

またゲストとしてレーシングドライバーの大嶋和也選手と影山雅彦選手がファクトリーチューンの86に乗って登場。

開会式の後は白銀展望台まで戻っての「リッジブランチ」。

ご覧の様に道路にもテーブルを配置したスペシャルオープンテラスとなりました。眼下には相模湾が広がるという壮大なスケールに驚きです。

「リッジブランチ」で出されたのは、大観山に12月14日までの期間限定で営業している「86PIT HOUSE」で出されているフレンチトースト。

会場ではトークショーなども催されました。

この後さらに坂を下りて「シューティングカーブ」です。

これは86台の小型カメラで走行しているトヨタ86をあらゆる角度から撮影し、映画「マトリックス」のような映像を作り出すものです。それにしてもカメラの台数が86台とは!

早川料金所手前まで降りてきたところで、3列に並んでのトヨタ86&ハチロッカーの大集合写真「86ers Cheese」の時間となりました。

TOYO TIRESターンパイクを完全に借り切っているからこそできるコンテンツが盛りだくさんという感じですね。

この後大観山まで戻ったハチロッカーの中から抽選で選ばれた6人が影山雅彦選手、大嶋和也選手がドライブするファクトリーチューンの86に同乗する「レーサードライブ」が実施されました。

そして盛況のまま閉会式を迎え、最後に記念写真を撮影した後、パレードランしながら下山していき、オフ会は終了。

いくらトヨタ主催とは言え、ものすごくスケールの大きなオーナーズミーティングでしたが、これには理由があります。実はこのミーティングはCM撮影も兼ねているのです。そのため、随所にムービーカメラが並び、高所撮影用のクレーン車まで導入されていました。

それだけではなく、ヘリコプターによる空撮まで!

空前絶後のスケールだった「86S」。この模様がどのようなCMになるのか。私、気になります!

(松沼 猛)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方は】 https://clicccar.com/2012/10/13/201852

 

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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