北米マーケットでシビック好調、5月だけで3万台以上を販売!

アメリカンホンダによる2012年5月の販売速報が出ています。

さて、アメリカ市場において、ホンダでもっとも売れている車種はなにかわかりますでしょうか。

日本市場ではフィットが圧倒的な人気ですが、アメリカではシビックがホンダの屋台骨。ホンダ・ブランドの販売台数において、その3割近くがシビックとなっています。

具体的にはホンダ・ブランドの販売台数が11万9411台で、そのうちシビックだけで3万3490台。日本市場とは規模の違いを感じてしまう数字ではないでしょうか。

さて、シビックといえば昨年のデビュー時にはかなり評価を下げたという報道もありましたが、順調に販売を伸ばしているようです。前年同月比でおよそ1.8倍と伸びているだけでなく、おととしの5月と比べても約1.2倍となっていますから、フルモデルチェンジしたシビックの評価は高まっていると考えてよさそうです。

ちなみにハイブリッドも販売されていますが、その比率はごくわずか。3万3490台のうち708台にとどまっているというのは意外でしょうか。

なおシビックに続いて人気なのはアコード(5月の販売台数:2万9737台)、つづいてCR-V(同2万5186台)というベスト3になっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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