【衝撃】F1マシンのひらきを作っちゃった?【動画】

小林可夢偉選手が所属していることでも知られるザウバーF1チームが、プロモーションのためにユニークな映像を作りました。

なんと、F1マシンのひらき。真ん中でスパっと切り開いたマシンを用意して、チーフデザイナーのマット・モリスさんが内部を解説するという、たいへん贅沢なコンテンツです。

たとえばステアリングシャフトがカーボンチューブであるとか、燃料タンクにはブレーキングやコーナリング時の燃料かたよりを防ぐために何枚ものバッフルプレートが入っているとか、そうした解説が”F1のひらき”を目前に展開されるのです。

 

また重心を低めるためにドライバーはお尻を低く、足をあげた姿勢で乗っているのですが、それも”F1のひらき”と今季2位表彰台にたっているセルジオ・ペレス選手による実演付きで解説しています。

同じタイヤが4つついた乗り物とはいえ、乗用車とはまったく違う中身を、こうしてはっきりと確認できるのは貴重な機会。この動画を見れば、もっともっとF1に興味が出てくることうけ合いでは。

(山本晋也)

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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