アメリカの消費者調査メディア「コンシューマー・レポート」では、新型車を購入して独自にテストしているが、とある革新的な新型車がテスト前に動かなくなったという報告がなされた。
そのクルマとはフィスカー・カルマ。
10万ドル以上の購入資金を要したこのプラグインハイブリッドカーは、テストフィールドに出ることなくエラーの発生により動かなくなったという。
80年以上におよびコンシューマー・レポートの歴史においてテスト前にクルマが故障して動かなくなったのは初めてのことだと報告しているが、同時にフィスカー・カルマにはすでに様々な問題が出ていることも指摘している。
革新的なプロダクトを新会社が生み出しているとはいえ、製品版において問題が起きるのは今後のイメージに大きな影響を及ぼしそうという。またアメリカ政府による5億ドルの融資が問題視されることにもなりそうだ。
(山本晋也)