■長城汽車からの新ブランド「Wey」、ティザーイメージにブロンコ風LED
フォードは、24年振りに「ブロンコ」の新型を発表したばかりですが、その新型ブロンコにそっくりなフロントエンドを持つティザーイメージが公開されました。
その正体は、中国の長城汽車(Great Wall Motor Company Limited)から独立した新ブランド「Wey」が開発を進める新型オフローダーで、開発コード「Wey P01」と呼ばれているモデルです。
長城汽車は、先日もポルシェとVW「ビートル」を合わせたようなEVクロスオーバーの特許画像が流出したばかりですが、今回もフォード ブロンコを模倣したようなデザインがみてとれます。
公開されたティザーイメージを見ると、ブロンコに酷似する、直立のフロントエンドやオーバーフェンダーを備え、水平のLEDヘッドライトはブロンコのデザインを反転させており、グリルだけが唯一の違いとなっています。
リアエンドでは、ブロンコ同様のコンパクトな縦型テールライト、筋肉質のホイールアーチとクラッディングを装備。またP01はブロンコの脱着式ドアとルーフパネルを持たないのか、ルーフラックが装備されています。そのほか、異なるサイドミラーなど独自性も垣間見えます。
スペックなど詳細は明かされていませんが、足回りには、ダブルウィッシュボーンの独立したフロントサスペンションと、一体型のブリッジタイプの独立したリアサスペンションを備えていると伝えられています。
キャビン内のティザーイメージはありませんが、ブロンコとは異なり、「ブロンコ スポーツ」に寄ったインテリアが予想されています。
(APOLLO)