■「T6」後継モデルとなる「T7」、ハイブリッドおよびフルエレクトリックモデルも設定可能に
VWのマルチバン「T6」の後継モデルとなる「T7」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
現行T6は2019年初頭にも「T6.1」へ改良されていますが、次世代型では大きな進化となりそうです。アルプスで捉えた最新プロトタイプは重いトレーラーを牽引、リアサスペンションに負荷がかかって沈んでいる様子が伺えます。
まだ全体にカモフラージュされており、ディテールは不明です。以前のプロトタイプではAピラーに組み込まれた三角窓が露出していましたが、このプロトタイプでは再び隠されているようです。
次世代型ではVWグループの「MQB」プラットフォームを採用、平基調のグリルや、新設計されたコンパクトなテールライトは確認できます。またT6より2.36インチ(6センチ)ローダウンされ、乗降が改善されるほか、将来的にはハイブリッドおよびフルエレクトリックモデルも設定可能となります。
もちろん、電動化に興味のない顧客には引き続きガソリンとディーゼルが販売される予定です。
キャビン内はゴルフ新型と似たレイアウトが予想されており、ダッシュボードの中央にインフォテイメントシステム、その横にはデジタルインストルメントクラスタを配置するレイアウトとなるでしょう。
T7のワールドプレミアは、2021年以降が有力です。
(APOLLO)