■日本で発売された後、中国・欧州・北米を含むグローバル市場で展開
日産は、6月29日に開催された株主総会にて、次世代EVクロスオーバーSUV「アリア」市販型を7月15日にワールドプレミアすることを確認、正式発表しました。
アリアは、東京モーターショー2019で初公開された「アリア コンセプト」の市販型となります。市販型ではクロスオーバー専用EVプラットフォームに乗り、ボディサイズは「ローグ」より若干拡大され、全長4600mm×全幅1920mm×全高1630mmとなります。
日本で最初に発売された後、中国、欧州、北米を含むグローバル市場で展開されることが濃厚です。また市販型では、クロスオーバー専用EVプラットフォームに乗り、各車軸に1つづ、合計2つの電気モーターを搭載するツインモーター4輪制御システム「e-4ORCE」(イーフォース)の採用となりそうですが、パワートレインに関しては不明です。
技術面では、プロパイロット2.0やe-POWER最新世代を搭載、高速道路でも加速、ブレーキ、ステアリングを自動で処理する半自律運転を可能にします。
このシステムは2024年3月31日に終了する同社の中期経営計画の一環とし、世界中の20の市場で、20を超えるモデルに採用される予定となっています。これには、今後発売予定の8つの新型EVも含まれるといいます。
同社の内田社長は、「アリアは、電動化と自動運転への発展が期待される先進運転支援技術を融合し、新時代の日産の顔として需要な役割を果たすことを期待している」と語っています。
(APOLLO)