■最高出力198ps・最大トルク290Nmを発揮し、6速MTとセットに
フォード最小のハイパフォーマンス・コンパクトSUV、「プーマST」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュルでキャッチした最新プロトタイプは、フロントスプリッターに貼られたステッカーを除いて完全フルヌードです。
ベースモデルとは異なる大きなエアインテークや、ブラックリップ付きの深いフロントバンパーやルーフスポイラーを始めとするエアロパーツ、デュアルエキゾーストパイプなどを装備しています。
キャビン内では、レカロスポーツシート、スポーツステアリングホイール、センターコンソールにはカーボンファイバートリムなど、スポーティさでベースモデルと差別化を図っています。
パワートレインは「フィエスタST」と共有する1.5リットル直列3気筒エンジンを搭載。最高出力198ps、最大トルク290Nmを発揮し、6速MTと組み合わされます。
フィエスタSTでは0-100km/h加速6.5秒とプーマSTでは若干遅くなることが予想されますが、7秒未満は確実と言えそうです。
フォードでは、ルーマニアにある「Craiova」(クライオバ)工場にてベースモデルと一緒にSTも生産することになります。
プーマSTのワールドプレミアは、今夏以降と伝えられていますが、プロトタイプの状態から見て、突然公開される可能性もありそうです。
(APOLLO)