■2.0リットル直4VTECターボ+デュアル電気モーターを搭載
ホンダが世界に誇る、高性能5ドア・ハッチバック「シビック・タイプR」の次期型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
初代シビック・タイプRは「NSX-R」「インテグラ・タイプR」に続いて第3の「R」として1997年に設定されました。
その後、2001年に2代目が誕生、2007年には3ナンバーサイズとなる3代目が発売。2015年に登場した4代目では、ニュル北コースにて7分50秒63を記録、当時ルノーメガーヌRS.275トロフィーRのレコードを破り、量産FFモデル最速の称号を得ました。
現行型となる5代目は2017年から発売されており、5年ぶりにフルモデルチェンジすることが予想されます。
捉えたプロトタイプは、全身ラップだけでなく、スタイリングキューを隠すため重要な領域にフェイクのバンプを施すなど、かなり厳重にカモフラージュされています。
露出しているヘッドライトやテールライトもダミーの可能性が高いとみられます。しかし、20インチとみられるY字タイプのホイール、ワイドフェンダー、ブレンボ製レッドブレーキキャリパー、巨大リアウィングなどからもタイプR開発車両であることは間違いないでしょう。
リアエンドでは、トランクリッドスポイラーも装着、エキゾーストパイプはセンター1本出しですが、テスト用のシステムパーツの可能性があり、今後変化が見られるかもしれません。
キャビンでは新しいステアリングホイール、インフォテイメントディスプレイ用のタッチスクリーンディスプレイ、フルデジタル・インストルメントクラスタなどの装備が予想されます。
(APOLLO)