VWの新型マルチバン「T7」、新プラットフォームが走りを変えた!?

■トランスポーター6の後継モデル、最新のMQBプラットフォーム採用へ

VWが開発を進める次世代マルチバン『T7』の市販型プロトタイプを捉えました。

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VW T7 市販型プロトタイプ

豪雪のスウェーデン北部でキャッチしたプロトタイプは、水平基調のグリルや新設計されたコンパクトなテールライトを装備。フロント下部グリルのレーダーは、ラッピングの下により複雑なシステムが隠されていることを示しています。

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VW T7 市販型プロトタイプ

『T6』(トランスポーター6)の後継モデルとなる「T7」は、VWの最新アーキテクチャ「MQB」プラットフォームを採用、完全に刷新されます。

エクステリアでは、Aピラーの後部へ伸びる大きな三角窓などが見てとれるほか、フロントウィンドウが現行モデルより強い傾斜を持っている様子も伺えます。

さらにT6より2.36インチ(6センチ)ローダウンされ乗降が改善、カメラマンによれば、MQB効果により雪道ながら安定感を増した走行をしていたようです。

また、無数のボディバージョンと幅広いエンジンを備えたフロント、およびオールホイールドライブを備えます。

これはガソリンユニット以外にもターボディーゼルユニット、プラグインハイブリッド、さらにフルエレクトリックモデルも含まれます。おそらく、直列4気筒ガソリンエンジンと小型の電気モーターを組み合わせた「ゴルフGTE」のPHEV技術が投入される可能性が高いでしょう。

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VW T7 市販型プロトタイプ

T7のワールドデビューは判明していませんが、T6.1が1年前に登場していることを考慮すれば、2021年以前には発売しない可能性もあり、最早でも2022年頃と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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