■1.6リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載か?
ヒュンダイの欧州Bセグメント・ハッチバック「i20」に初めて設定される最強モデル、「i20 N」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
i20は、2008年10月のパリモーターショーで5ドアモデルがデビュー、翌2009年には3ドアが初公開されました。これまで高性能モデルの設定はなく、これが初のハイパフォーマンスモデルとなります。
捉えたプロトタイプは、フロントとリアに大型のバンパーを装着、そのほか顕著なサイドスカート、ルーフスポイラー、レッドブレーキキャリパー、デュアルエキゾーストパイプなどが確認でき、フロントエンドは兄貴分「i30」からインスパイアされるデザインが予想されます。
キャビン内では、ボディをタイトに包むレザーとアルカンターラ採用のスポーツシート、多機能ステアリングホイール、アルミニウムペダル、Nロゴなどが装備されます。さらに「i20」から引き継がれるワイヤレススマートフォン充電パッド、デジタルクラスタ、Boseプレミアムオーディオ、リモートロックなど様々な魅力が満載となるはずです。
パワートレインは「i30」の2.0リットルターボチャージャーと予想するメディアもありますが、1.6リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、6速MTと組み合わされ、最高出力は200ps以上・最大トルク265Nmを発揮する可能性が高いと思われます。
i20 Nの世界デビューは、10月のパリモーターショーが有力で、2021年初頭に欧州で発売、VW「ポロGTI」やフォード「フィエスタST」などと市場で争うことになります。
(APOLLO)