■「CPF」(脳性麻痺財団)と共同開発、脳性麻痺の子どもたちへ夢を
レクサスはフラッグシップ・クロスオーバーSUV「LX」の2ドアコンバーチブルバージョンを初公開しました。エイプリルフールの冗談ではなく、子ども用玩具としての登場ですが、意外な用途が発表されました。
このレクサスは「CPF」(脳性麻痺財団)と共同開発し、脳性麻痺の子どもたちをサポートしていく目的を兼ねています。
CPFエグゼクティブディレクターのレイチェル・バーン氏によると、脳性麻痺の人は必要なときにサポートを受けることはめったにないそうで、「我々の使命はそのパラダイムを変え、革新的なコラボレーションとパートナーシップを通じて、ポジティブな変化を生み出すための触媒となること」と語っています。
また同ブランドの副社長、クーパー・エリクセン氏は、脳性麻痺の子供たちが他の子どもたちと同じように機動性を体験できる環境を整え、移動する喜びを体験してもらうことにより、脳性麻痺の子どもたちにとって何を意味するのかを探求したいと説明しています。
今回モデルとなった、フィンリー・スモールウッドちゃんは、脳性麻痺に苦しんでおり、長時間座ることが困難だといいます。しかし、横方向のサポートと調整可能なヘッドレストを採用、5ポイントハーネスで固定し、方向と加速を制御するアームレストジョイスティックにより動きをサポートしています。きっとフィンリーちゃんも楽しい時間を過ごせたはずです。
(APOLLO)