■ホットハッチ「Argo」(アルゴ)と共有する「MP1」アーキテクチャを採用
フィアット「モビ」の派生ピックアップ「モビ ピックアップ」の開発車両を、極寒のスカンジナビアでカメラが捉えました。
モビはフィアットが南米市場専用として開発した5ドアハッチバックで、同社のスポーツ・ユーティリティ・ピックアップ「TORO」(トロ)よりコンパクトなモデルです。
捉えたプロトタイプは、詳細のすべてを隠す分厚いボディクラッディングをまとっていますが、「トロ」と同様のツインヘッドライトデザインなどが予想されており、はじめてその一部が露出しています。
新型モデルではホットハッチ「Argo」(アルゴ)と共有する「MP1」アーキテクチャを組み合わせた新開発のプラットフォームを採用、より長いホイールベースと、専用に設計されたコンポーネントを備えています。またテスラの「サイバートラック」を意識した個性強いデザインなども噂されています。
パワートレインは、またパワートレインは、最高出力88psを発揮するエタノール1.4リットル直列4気筒エンジン、最高出力85psを発揮するガソリンエンジンおよび最高出力101psを発揮する1.3リットル直列3気筒「Firefly」エンジンをラインアップ。5速MTが標準装備され、6速ATは1.3リットルモデルに設定されることも予想されています。
ワールドプレミアは、2020年6月から9月頃が有力だといい、新型もブラジル専用となるはずです。
(APOLLO)