■ベルト駆動式オルタネータースターターでスムーズな回生とエンジン再始動が可能
アウディは、Eセグメントでセダンの「A6 45 TFSI quattro」、5ドアクーペ(5ドアハッチバック)の「A7 Sportback 45 TFSI quattro」を2020年1月22日に発売しました。
2019年4月にV6 3.0 TFISエンジンと48V駆動マイルドハイブリッドの組み合わせで日本に上陸を果たした現行A6/A7。
今回加わったのは「2.0 TFSI」が搭載された新グレードで、1984ccのTFSIエンジンは直噴ターボ技術により最高出力245ps・最大トルク370Nmを発生し、今回の新グレードには、12Vのマイルドハイブリッドシステムが組み合わされています。
ベルト駆動のオルタネータースターター(BAS)がクランクシャフトにつながり、エネルギー回生とスムーズなエンジン再始動を実現。このBASは、最大5秒間、6kWと60Nmの力でエンジンをアシストすることが可能で、その回生・アシスト効果により100km走行あたり最大0.3Lの燃費削減ができるそう(欧州測定基準)。
組み合わされるギアボックスはデュアルクラッチ式の7速Sトロニックで、quattro(クワトロ)システムにもインテリジェントなAWDクラッチを備えるタイプを採用、高効率と高いドライビングダイナミクスを両立。マイルドハイブリッドシステム用に追加されたリチウムイオンバッテリーは、0.15kWhの容量でエンジンルーム内に配置されています。
また、スマホのような操作を実現した先進の「MMIタッチレスポンス」が標準装備されたほか、快適性とハンドリングを両立し、好評を博しているというダンピングコントロールサスペンションやダイナミックオールホイールステアリングをオプションで設定。2.0Lモデルにも最新の先進装備が用意されています。
価格は、4ドアセダンの「Audi A6 45 TFSI quattro」が7,400,000円、「Audi A6 45 TFSI quattro sport」が7,990,000円。ステーションワゴンの「Audi A6 Avant 45 TFSI quattro」が7,760,000円、「Audi A6 Avant 45 TFSI quattro sport」が8,350,000円。「Audi A7 Sportback 45 TFSI quattro」が8,190,000円です。
(塚田勝弘)