インプレッサのアイドリングストップは燃費4%アップ

「1.6i」をのぞき、新型インプレッサのCVT車にはアイドリングストップ機構が搭載されています。

燃費向上策のうちエンジン単体で10%、ボディの軽量化やCVT(リニアトロニック)やアイドリングストップの採用で車両全体としては約20%の燃費向上を果たしているのが自慢です。

 

 

アイドリングストップの始動性はショックも少なく、最新のアイドリングストップにふさわしい出来映え。インパネにあるスイッチで機能をオフにすることが可能

トランスミッションを担当したエンジニア氏によると、飛び道具のアイドリングストップ単体では約4%の向上で、じつは新しいCVT(リニアトロニック)が約7%とエンジンにつぐ貢献度だそうです。

「スバルの燃費はイマイチと昔から指摘されてきたのは、4速ATにあった」と同氏も社内外からいわれていたようですから、CVTの搭載はまさに待望だったわけです。

 

 

廉価版の「1.6i」をのぞき、CVT搭載車に装備されるアイドリングストップだから大半のユーザーは、アイドリングストップの恩恵を得られるが、4%というのは燃費対策の1/5程度に過ぎない

(塚田勝弘)

 

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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