■極寒のスカンジナビアに出現したプロトタイプ。最強「RS3」は420psに
アウディは、現在コンパクトハッチ「A3」の派生モデルとなる「A3セダン」を開発していますが、その高性能版となる「S3セダン」のプロトタイプをカメラが捉えました。
極寒のスカンジナビアで撮影された開発車両は、A3同様の刷新されたボンネットフードやワイドなグリルが見てとれるほか、A3より大型で五角形のコーナーエアインテークを装備しています。また厚みのあるサイドシルやディフューザーなどエクステリアが差別化されているのもわかります。
現行モデルとの比較では、より拡大されたヘッドライトのアウトラインが鮮明に露出し、新グラフィックのテールライトも確認できます。
A3ファミリー新型のアーキテクチャには、VWグループ最新の「MQB」プラットフォームを採用。ホイールベースの延長、軽量化、剛性アップが実地されるはずです。
ベースモデルのパワートレインは、1.0リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンをエントリーモデルに設定するほか、1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、最高出力200ps以上を発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンなどのラインアップが予想されています。
一方S3には、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが搭載され、最高出力は320psを発揮、さらに頂点には、最高出力420psとも噂される2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載する「RS3」の設定も濃厚です。
A3ファミリーのワールドプレミアは、「A3スポーツバック」が2020年初頭、春にはセダン、その後S3、RS3と順次デビューが期待されています。
(APOLLO)