■これが最終デザインか? 750psのV8モデルも登場の可能性
ポルシェのシューティングブレーク、「パナメーラ スポーツツーリスモ」の改良型プロトタイプをカメラが捉えました。
パナメーラ スポーツツーリスモは、2017年にデビューした同社初のワゴンモデルで、これが初の大幅改良となります。
今回は2台の開発車両を捉えましたが、エクステリアの変更ではナンバー「2190」のテスト車両はフロントバンパーがテープでカモフラージュされており、現行モデルを装った2本のLEDデイタイムランニングライトはフェイクとみられます。
一方、ナンバー「1500」のプロトタイプでは、フロントバンパーがきれいに処理されており、これが最終デザインの可能性が高いようです。リアエンドではストリップライトを修正、ボディ前後とも911(992世代)のデザインが取り入れられています。
改良型では、アウディ「S6」及び「S7」の米国市場バージョンと同様に48V電気アーキテクチャを採用する可能性が高く、これによりマイルドハイブリッドシステムの装備が可能となります。通常のモータージェネレーターを使用し、電力を収集、効率を高めスタートストップシステムをより早く作動させることができるといいます。
また現在ベースモデルでは社内コード「ライオン」と呼ばれるハードコアモデルが開発中と噂されており、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は750psを発揮する内燃機関エンジンが予想されています。このトップモデルがスポーツツーリスモにも設定されるかも注目です。
キャビン内では、技術のアップグレードが期待されています。より高度なインフォテイメント、及びアシスト機能が搭載される可能性があるでしょう。
(APOLLO)