ダイハツ・タントにコストパフォーマンスに優れた新グレード「セレクション」シリーズが追加【新車】

■首位に立ったタントに「良品廉価」な新グレードが登場

軽自動車のみならず、登録車を含めてもトップを維持してきた王者・ホンダN-BOXを抜き、2019年11月の軽自動車販売台数で5年2か月ぶりに軽自動車ナンバー1に返り咲いたダイハツ・タント。

そのタントに新グレード「セレクション」シリーズが追加され、2019年12月23日に発売されました。

ダイハツ タント
ダイハツ・タントの外観

4代目となる現行モデルはダイハツの新世代のクルマづくりである「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による第一弾モデルでもあり、第二弾はコンパクトSUVのロッキー。

ダイハツ タント
ダイハツ・タントのインパネ

新型タントは「新時代のライフパートナー」をキーワードに掲げ、すべての世代のニーズに応える「良品廉価な商品」を目標に開発されています。さらに、「次世代スマートアシスト」として充実した先進、安全装備を採用するなど、全方位で大幅に機能と性能を進化。

今回の新グレードは、タントXとXターボ、カスタムX、カスタムRSをベースとした「セレクション」シリーズになります。既存のパックオプションであるコンフォータブルパック、スマートクルーズパック、スタイルパックの3種をグレードに応じて標準設定され、従来に比べてよりコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

タントの「X“セレクション」には、「コンフォータブルパック」が、「Xターボ“セレクション”」には「コンフォータブルパック」「スマートクルーズパック」が今回から標準装備されます。

ダイハツ タント
タントカスタムX「セレクション」のフロントビュー

タントカスタムの「カスタムX“セレクション”」には、「コンフォータブルパック」と「スタイルパック」が、「カスタムRS“セレクション」には、「コンフォータブルパック」「スマートクルーズパック」「スタイルパック」が今回から標準装備されます。

ダイハツ タント
タントカスタムのインパネ

なお、「コンフォータブルパック」は、360°スーパーUV&IRカットガラス、格納式シートバックテーブル&シートバックポケット、運転席シートリフター、チルトステアリング、シートヒーター(運転席/助手席)、リヤヒーターダクトが用意されます。シートヒーターとリヤヒーターダクトは2WDのみで、4WDは元から標準装備。

ダイハツ タント
タントカスタムのシート

「スマートクルーズパック」は、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)、LKC(レーンキープコントロール)、スマートクルーズ専用ディスプレイ、ステアリングスイッチ(運転支援用)、運転席シートリフター、チルトステアリング、ETCユニットからなります。さらに、今回新たに「Xターボ」に標準化されたのが革巻ステアリングホイール(メッキオーナメント、シルバー加飾付)、ドライブアシストイルミネーション(エコドライブアシスト照明付)。「カスタムRS」は元から標準装備です。

「スタイルパック」は、LEDフォグランプ、フォグランプガーニッシュ(メッキ)、リヤリフレクターガーニッシュがパッケージ内容になります。

タント「X“セレクション”」の価格は、2WDが1,490,500円、4WDが1,617,000円。「Xターボ“セレクション”」の2WDが1,644,500円、4WDが1,765,500円。タントカスタムの「カスタムX“セレクション”」の2WDが1,721,500円、4WDが1,842,500円、「カスタムRS“セレクション”」の2WDが1,853,500円、4WDが1,974,500円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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