21年前の98年に受賞してたのはあのクルマ! 三菱自動車が「eKクロス」で21年ぶりに『オートカラーアウォード2019』を受賞(特別賞)

■1998年の第1回でギャラン、レグナムの「トリガーモーブパープル」が受賞して以来の獲得

三菱自動車のeKクロスが「オートカラーアウォード2019」において特別賞を受賞しました。なお、日産デイズ・ハイウェイスターと同時受賞になります。三菱eKクロスの受賞対象になったボディカラーは、「サンドイエローメタリック×ホワイトソリッド」および「ナチュラルアイボリーメタリック×サンシャインオレンジメタリック」で、インテリアカラーは「ブラック&タン」となっています。

三菱自動車 eKクロス
三菱eKクロスが「オートカラーアウォード2019」で特別賞を受賞

三菱自動車がオートカラーアウォードで受賞するのは、1998年の第1回でギャラン、レグナムの「トリガーモーブパープル」で審査員特別賞を受賞以来、2回目だそうで、じつに21年ぶり。

受賞理由について日本流行色協会は、「この2つのカラーデザインは、2つの企業の境界を超えたコラボレーションである。形のデザインが共通でありながら、CMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)によって、まったく違うターゲットユーザーに向けたデザインを実現した。プロジェクトシェアの先駆けをみせたものとして、高く評価できる」としています。

三菱自動車 eKクロス
三菱自動車eKクロスのインテリア

また、同社の担当デザイナーは、「オートカラーアウォード第1回目以来の受賞が、アライアンスとして日産とのダブル受賞となり大変嬉しく思います。eKクロスのカラーデザイン開発では、アクティブでプレイフルな世界観を色や素材で表現するために、様々な試みにチャレンジしました。さらに今回は、日産と多くの部品を共通に使いながら、クルマの世界観を変えることが求められ、その実現にCMFの役割が必要不可欠なものでした。今後もCMFが持つ力を最大限発揮して、ユーザーを笑顔にできる表情の豊かなカラーデザインをお届けしたいと思っています」とコメントしています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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