■改良型とも噂されるプロトタイプ、走りに特化したスペシャルモデルの可能性も
スバル・BRZに擬装をほどこしたプロトタイプが、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ周辺に出現しました。
アルピーヌ「A110」とマツダ「NDロードスター」を従え現れた開発車両は、トヨタ「86」から流用したと見られるヘッドライト、バンパー、大型エアインテーク、リップスポイラー、さらに水平のリアディフューザーを装備しています。
これらの部分が再設計される可能性もありますが、注目はスプリットを備えるフロントフェンダー後部のエアアウトレットです。ブレーキ強化などが予想され、このプロトタイプが改良型、あるいは走りに特化したスペシャル版の可能性もあるという情報が入ってきています。
従えるアルピーヌ A110は、1.8リットル直列4気ターボが搭載され、最高出力249psを発揮します。一方BRZの現行型パワートレインは、「FA20型」2.0リットルDOHC水平対向4気筒エンジンを搭載し、6速MTでは最高出力207ps、最大トルク211Nmを発揮。走りを強化したスペシャル版の場合、出力&トルクが向上する可能性は高いと予想されます。
BRZ改良型、あるいはスペシャル版の登場は2020年秋ごろとなりそうです。
(APOLLO)