最新世代の「スマートアシスト」「ディスプレイオーディオ」「ポケッテリア」などの装備の使い勝手は?【ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ試乗記】

■最新世代の「スマートアシスト」を用意

キャビンの居住性、ラゲッジの積載性などは別の記事でご紹介しましたので、ここではディスプレイオーディオやポケッテリアなど、装備中心にご紹介していきます。

トヨタ ライズ
トヨタ・ライズの外観

まず、安全装備では、最新世代の「スマートアシスト」が用意されています。「スマートアシスト」は、「衝突警報機能(対歩行者、車両)」、「衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者、車両)」、「車線逸脱抑制制御」、「オートハイビーム」、「先行車発進お知らせ機能」など全10機能からなり、「スマートアシストプラス」は、アダプティブクルーズコントロール(ACC)など全7機能からなります。

ダイハツ ライズ
デンソー製のデュアルカメラをフロントスクリーンに配置する

今回新たに、「ブラインドスポットモニター(BSM)」、「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」を追加。前車は、後側方など死角に接近する車両を知らせる機能で、車線変更などをサポート。後者は、後方を横切る車両を検知して知らせる機能で、後退時の安全を補助。ダイハツ・ロッキーは、「スマートアシスト」が標準で、ACCやレーンキープコントロール、BSM、RCTAなどを上級グレードに標準もしくはオプション設定などとなっています。さらに、駐車支援システムの「スマートパノラマパーキングアシスト」などもメーカーオプションで用意。なお、今回はほとんど試す機会はありませんでしたが、タントで初採用されたACCの制御が改善され、タントよりも追従性が高く、車間距離設定も適正化(タントはかなり車間距離を空ける設定)されたそう。

ダイハツ ロッキー トヨタ ライズ
ACCスイッチ

トヨタ・ライズも同じような構成で、スマートアシスト・レスとなる仕様もあり、ACCやレーンキープコントロールを上級グレードに、BSM/RCTAをオプション設定。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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