最新世代の「スマートアシスト」「ディスプレイオーディオ」「ポケッテリア」などの装備の使い勝手は?【ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ試乗記】

また、カーナビ/オーディオでは、新たにスマホ連携機能を備えた9インチの「ディスプレイオーディオ」が採用されています。インパネ中央上部にどーんと鎮座するディスプレイオーディオは、存在感があり、前席はもちろん後席からの視認性も高くなっています。ドライバーは少しその存在が気になりますが、ナビなどのスマホ・アプリを表示する際は見やすいのは間違いないでしょう。「SmartDeviceLink」に対応したアプリがディスプレイ上で表示可能で、無料ナビアプリのLINEカーナビが使えるほか、「Apple CarPlay」にも対応します。なお、ディスプレイオーディオ以外に従来型のナビも設定されています。

ダイハツ ロッキー トヨタ ライズ
9インチディスプレイオーディオを設定する

ポケッテリアは、前席両側のカップホルダーや助手席グローブボックス、センターコンソールボックスなどの定番に加えて、前後ドアポケット、センターオープントレー、一部グレードにシートアンダートレーなどを用意。

安全、快適装備を重視するならロッキーも、ライズも「G」以上が充実していて、とくにロッキーの最上級グレード「Premium」は、先進安全装備は駐車支援システムをのぞき「全部のせ」状態ですから、最新安全装備を最重視するのであれば、オススメです。なお、ライズはBSM/RCTAが「G」以上にオプション設定されています。

ダイハツ ロッキー トヨタ ライズ
シートヒーターやUSBソケットなども設定
ダイハツ ロッキー トヨタ ライズ
コンソールボックスはやや小さめだ

さらに、ダイハツ・ロッキーには、ダイハツ独自の「ダイハツコネクトサービス」、「ダイハツ Wi-Fi」が新採用されています。前車は事故時や故障時に「つないでサポート」する機能で、点検やメンテナンス時などのほか、駐車位置情報、ガソリン残量なDをスマホで確認できます。後者は、ディスプレイオーディオ、カーナビの購入者を対象に車内で使用できるWi-Fiサービスです。

(文/塚田勝弘 写真/長野達郎)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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