公開直前スクープ! ジャガー・Fタイプが大幅改良。最大625馬力発揮

■心臓部にはBMW「M」を搭載。フロントマスクも大変身

ジャガーが2013年から発売する2ドアスポーツカー「Fタイプ」の改良型プロトタイプをカメラが捉えました。

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ジャガー Fタイプ 改良新型プロトタイプ

これまでよりカモフラージュが削ぎ落とされた開発車両は、フェンダーに伸びる薄く水平にリデザインされたヘッドライトを装備。

グリルが大型化され、バンパーコーナーは滑らかに処理されているほか、リアエンドではシャープなテールライトの一部が見てとれます。またクワッドエキゾーストパイプを装備していることからもハイパフォーマンスモデルの可能性が高いと思われます。

ジャガー Fタイプ外観_007
ジャガー Fタイプ 改良新型プロトタイプ

キャビン内では、インフォテインメントシステムがアップデートされ、デジタルインストルメントクラスタが初採用となるでしょう。

パワートレインは、エントリーモデルに2.0リットル直列4気筒エンジン「インジニウム」を設定。今回捉えたハイスペック版では、ジャガーブランドに搭載されてきたフォード製5.0リットルV型8気筒と決別、BMW「M5」の高性能版「M5コンペティション」に搭載されている4.4リットルV型8気筒Mツインパワーターボエンジンの搭載が見込まれています。

M5コンペティションは最高出力625psを発揮しますが、Fタイプがどこまで高められるかは不明です。

ジャガー Fタイプ外観_005
ジャガー Fタイプ 改良新型プロトタイプ

次期型では100kWhのエネルギーセルと150kW/350Nm定格の2つのeモーターを備えたフルEVの設定も噂されています。ただしEVは早くても2023年の登場となるでしょう。

Fタイプ改良型のワールドプレミアは、12月2日と発表されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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