RAV4 プラグインハイブリッドのスタイリングは普通のRAV4とどう違う?【LAオートショー2019】

■グロスブラック仕立ての専用アイテムでプレミアムな仕上げ

日本でも大ヒットモデルとなっているトヨタRAV4。そのプラグインハイブリッドモデルがロサンゼルスのモーターショーで公開されました。プラグインハイブリッドとは、大容量のバッテリーを積んでモーターだけで走行できる距離を増やすとともに、コンセントへつないで外から電気を充電できるタイプのクルマのことです。

フロントバンパー下部のデザインが標準車と異なる

RAV4のプラグインハイブリッドは、通常のRAV4ハイブリッドよりも大きなモーターを搭載して動力性能が高いのが特徴。トヨタ(の北米向けモデル)のなかでは、スープラに次いで0-100km/hが速いといいますからその俊足っぷりはかなりのものですね。

ところでそんなRAV4プラグインハイブリッド、外観のデザインも通常のRAV4とは少し違います。サッと見てわかるのは高級感が増していること。

タイヤの周りに備える樹脂部品もグロスブラック化
黒い部品は光沢のある黒でプレミアムを演出

その理由は、樹脂部品の仕立てです。RAV4は前後バンパー下やボディ下部、そしてタイヤを覆うフェンダーに樹脂部品を装着していますが、標準モデルはワイルド感を強調するために樹脂素地(無塗装)。しかしプラグインハイブリッドは塗装を施したグロスブロックの仕上げとしてプレミアム感を高めています。

ちなみに、フロントバンパーは下部のデザインが異なりますね。プラグインはスポイラー状に大型化されていて、エアアウトレットが追加されてシルバーの加飾も入っています。

ボディカラーも新設定色

タイヤは19インチで専用デザインのアルミホイールをセット。新設定のボディカラー「スーパーソニックレッド」とブラックのツートーン塗装もいい感じです。

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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