新型RAV4にオフロードテイストを強調した特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”」が登場【新車】

■ベース車よりも車高を10mmアップ

2019年4月に日本市場に復活を果たしたトヨタRAV4は3種類の4WDを設定し、ミドルサイズSUVでクラストップレベルのラゲッジスペース、SUVらしい力強いデザインをまとい登場以来、大人気のSUVになっています。

2020年1月〜6月の登録車の販売ランキングでは登録車1位のトヨタ・ライズに続き、SUVでは2位に入っています(登録車全体では15位)。

トヨタRAV4
RAV4に加わった特別仕様車の「Adventure“OFFROAD package”」

2020年10月2日、SUVらしいアグレッシブなエクステリアが特徴で、2.0Lガソリンエンジン車専用グレードの「Adventure」に、特別仕様車の「Adventure“OFFROAD package”」が設定され、同日から発売されています。

トヨタRAV4
ブリッジ型ルーフレール(専用クロスバーを販売店装着オプションに設定する)

目を惹くのは逞しさを増した外観で、ブリッジ型ルーフレール(専用クロスバーを販売店装着オプションに設定)、最低地上高をベース車比で10mmアップ(専用サスペンション、18インチオールテレインタイヤ装着による)、マットブラック塗装の18インチ専用アルミホイールなどを装備。

トヨタRAV4
タフな印象の、マットブラック塗装の18インチ専用アルミホイールを履く

ボディカラーに特別色の「スーパーホワイトⅡ」を含む全3色が用意されています。

トヨタ RAV4
赤いステッチなどが施されたインパネ

一方のインテリアには、赤のアクセントカラーが配され、レッドステッチ付の専用合成皮革シート表皮をはじめ、インストルメントパネル、ドアトリムショルダーを用意。さらに、レッド+ブラックのフロントカップホルダー、センターオープントレイなどが備えられています。

RAV4の特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”」の価格は、346万円です。

トヨタのSUVでは、スタイリッシュさが際立つ新型ハリアーの注目度が高くなっています。同じプラットフォームを使うRAV4は、道具感のあるエクステリアや広いラゲッジが美点で、キャンプや各種アクティビティの相棒として適任といえるでしょう。

中でも今回設定された特別仕様車の「Adventure“OFFROAD package”」は、高い機動性はもちろん、街でもアウトドアフィールドでも映えそうなスタイリングが魅力といえそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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