●駆動方式は全輪駆動。3.8リットル・フラット6ツインターボエンジンの進化系を搭載
ポルシェが新型911(992世代)に設定する最強モデル「911ターボS」の市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
今年に入り「911ターボ」開発車両の姿は目撃されていますが、ターボがデュアルエキゾーストパイプを装着するのに対してターボSではスクエア基調のクワッドエキゾーストパイプを装備しているほか、ホイールがブラック加工され専用デザインとなっていることも確認できます。
現行型911 ターボSと比較すると、ボンネットフードの形状、ヘッドライト、エアインテークを含むフロントバンパー、サイドエアインテークのデザインが全て再設計されていることがわかります。またリアエンドではLEDストリップライトでつながるスリムなテールライト、新デザインのエアアウトレットやバンパー、アクティブウィングなどもみてとれます。
エンジンはこれまでの3.8リットル・フラット6ツインターボエンジンの進化系が搭載されると伝えられており、標準のターボは最高出力540psから600psへ、ターボSでは最高出力580psから640psまで向上すると予想されています。また駆動方式は全輪駆動、トランスミッションは8速DCTとなるはずです。
ポルシェは、911ターボ新型を9月のフランクフルトモーターショーで発表すると予想されていましたが見送られており、11月のロサンゼルスモーターショーが有力となっています。その場合、ターボS新型の公開は2020年3月のジュネーブモーターショーが期待できるでしょう。
(APOLLO)