これが新ヘッドライトか? BMWのスーパーセダン「M5」の改良型が開発中

●最大出力は625ps超に? エクステリアデザインは大きく変化

BMWの欧州Eセグメント「5シリーズ セダン」の最強モデル「M5セダン」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

BMW M5セダン外観_002
BMW M5新型 開発車両 スクープ

現行モデルに設定されているF90型M5は2017年に登場。Mモデル セダンとして初の四輪駆動を搭載するなど革新的進化を遂げましたが、初の大幅改良ではエクステリアデザインに大きな変化が見られそうです。

BMW M5セダン外観_007
BMW M5新型 開発車両 スクープ

捉えたプロトタイプは、フロントとリアにカモフラージュが施されていますが、ヘッドライトには、アウディ「TT」風DRL(LEDデイタイムランニングライト)が確認できます。キドニーグリルは大型されており「X5」「X6」「8シリーズ」で見られる形状になる可能性が高いほか、ベンチレーションを含むバンパーのデザインも再設計されるはずです。

リアエンドでは、偽装ガラスの下に新グラフィックのテールライトの一部も見てとれます。またキャビン内では、いくつかの新しいトリムオプションの設定やインフォテイメントシステムのアップデートがなされるでしょう。

パワートレインは、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力600ps・最大トルク750Nmを発揮、「M5コンペティション」では最高出力625psw発揮、0-100km/h加速を3.3秒で駆け抜けます。現段階ではキャリーオーバーされる可能性が高いですが、CO2排出量の削減、サスペンションやブレーキのアップデート、さらに馬力アップがなされるという情報もあります。

ワールドプレミアはベースモデルのデビュー後、2020年後半に行われると予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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