●市販型パーツ装着しルーフも窓も全開にしたプロトタイプをキャッチ
BMW「4シリーズ」のオープン派生モデル「4シリーズ カブリオレ」の次世代型プロトタイプが、これまででもっとも軽いカモフラージュ姿で出現しました。4シリーズは、7年ぶりとなる初のフルモデルチェンジで第2世代へ突入します。
捉えた開発車両は、初めて市販型ヘッドライトを装着し、突き出したトランクリッドスポイラーやツインエキゾーストパイプが見てとれるほか、ルーフやウィンドウも全開の状態です。しかしテールライトは、まだダミーで偽装されているようです。
次世代型では「CLAR」プラットフォームを採用、リトラクタブル・ハードトップから新型「Z4」同様のファブリック・ルーフへ変更されるのが大きな特徴です。これにより大幅な軽量化が実現するとともに、後部コンパートメントに余裕ができ、トランクルームのスペースが増加するメリットがあります。
室内では、3スポーク・ステアリングホイール、デジタルクラスタ、ワイドディスプレイを装備、電子パーキングブレーキ・コントローラー、その隣にはルーフ開閉ボタンも確認できます。
パワートレインのラインアップも見えてきました。最高出力255ps・最大トルク400Nmを発揮する新開発の2.0リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力382ps・最大トルク500Nを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジン搭載「M440i」がラインアップされるほか、最高出力500psを超える『M4カブリオレ』も予想されます。
4シリーズ クーペのワールドプレミアは、2019年内が予想されていますが、「カブリオレ」「M4」は2020年以降となりそうです。
(APOLLO)